配当利回りとは?はいとうりまわり
配当利回りとは、株価に対して、1年間の配当金がどれだけの割合かを示す指標。「1株当たり年間配当金÷株価×100」で計算する。預金の金利と同じ感覚で比べられるため、配当を目当てに株を持つ投資家が重視する。単位は%。
FP3級を最短で暗記・合格する →配当利回りの具体例は?
株価2,000円で年間配当が1株60円なら、配当利回りは3%。100株(20万円)持てば年6,000円(税引前)が受け取れる。定期預金の金利と比べると高く見えるが、株価が10%下がれば2万円の含み損になる点は別の話。
配当利回りは試験でどう引っ掛けられる?
分母は純利益ではなく株価。純利益を分母にするのは配当性向で、両者を混同しやすい。株価が下がると配当利回りは上がるので、利回りが急に高くなった銘柄は減配や業績悪化を疑う必要がある。
配当利回りと関連する用語は?
配当利回りが出た過去問は?
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和8年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問42(IPA)
下記の〈X社のデータ〉に基づいて計算したX社の配当性向は( ① )、配当利回りは( ② )である。〈X社のデータ〉株 価 : 2,000円1株当たり年間配当金 …
正解:① 40% ② 2%
要点:性向は利益で割る、利回りは株価で割る
配当性向は「もうけのうちどれだけを配当に回したか」を示す指標で、1株当たり年間配当金÷1株当たり純利益。40円÷100円=40%です。配当利回りは「株価に対して配当が何%か」を示し、1株当たり年間配当金÷株価。40円÷2,000円=2%になります。どちらも分子は配当金なので、分母が利益なら配当性向、株価なら配当利回り、と分母で見分けます。1株当たり純資産1,000円はPBRを求めるための数字で、この問題では使いません。
出典:令和6年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問6(IPA)解説で登場
下記<資料>に基づくWA株式会社とWB株式会社の投資指標に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、記載のない事項については一切考慮しないこととする…
正解:株価収益率(PER)で比較した場合、株価はWA株式会社よりWB株式会社の方が割安である。
要点:PER・PBRは低いほど割安、高いほど割高
3つの指標をそれぞれ計算して比べます。PER(株価収益率)=株価÷1株当たり当期純利益は、WAが1,200円÷200円=6倍、WBが3,000円÷300円=10倍。PERは倍率が低いほど割安なので、WBの方が割高です。選択肢1は「WBの方が割安」と逆のことを言っているので不適切であり、これが正解になります。PBR(株価純資産倍率)=株価÷1株当たり純資産は、WAが0.8倍、WBが1.5倍でWBが割高。配当利回り=1株当たり年間配当金÷株価は、WAが25円÷1,200円≒2.08%、WBが50円÷3,000円≒1.67%でWBの方が低くなります。
出典:令和8年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問6(IPA)解説で登場
下記<資料>に基づくWA株式会社の投資指標の値の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、記載のない事項については一切考慮しないこととする。
正解:株価純資産倍率(PBR)1.25倍 株価収益率(PER)10.0倍
要点:PBRの分母は純資産、PERの分母は利益
どちらも「株価が1株当たりの何かの何倍か」を見る指標で、分母が純資産ならPBR、利益ならPERと覚える。PBR(株価純資産倍率)=株価÷1株当たり純資産=2,500円÷2,000円=1.25倍。PER(株価収益率)=株価÷1株当たり当期純利益=2,500円÷250円=10.0倍。資料の1株当たり年間配当金50円は、配当利回りや配当性向を求めるときの数字で、ここでは使わない。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。