表題部とは?ひょうだいぶ
表題部とは、登記記録の最初の部分で、不動産の物理的な現況を記録する欄。土地なら所在・地番・地目(宅地・田など)・地積(面積)、建物なら所在・家屋番号・種類・構造・床面積が載る。新築や土地の分筆をしたら1か月以内に表題登記の申請義務がある。
FP3級を最短で暗記・合格する →表題部の具体例は?
新築の一戸建てが完成したとき、まず土地家屋調査士に頼んで建物の表題登記をし、その後に司法書士へ所有権保存登記(権利部の登記)を依頼する、という順番で手続きが進む。表題登記は権利の登記をする前提になるので、完成後1か月以内という期限を忘れないようにする。
表題部は試験でどう引っ掛けられる?
表題部の「地番・家屋番号」は、郵便物に使う「住居表示(〇丁目〇番〇号)」とは別物で一致しないことが多い。登記を取るときは地番で探す必要がある。また、表題部の登記には申請義務があるが、権利部(所有権など)の登記には原則として義務がない。
表題部と関連する用語は?
表題部が出た過去問は?
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問21(IPA)解説で登場
不動産の登記記録において、所有権に関する登記事項は、権利部の甲区に記録される。
正解:正しい(〇)
要点:所有権は権利部の甲区、それ以外は乙区
正解は〇。不動産の登記記録は、表題部(所在・面積など土地建物そのものの情報)と権利部に分かれ、権利部はさらに甲区と乙区に分かれます。甲区には所有権に関する事項(誰が所有者か、差押えの有無など)、乙区には所有権以外の権利(抵当権、賃借権など)が記録されます。「甲=所有、乙=それ以外」。家を買うときは、まずここで本当の所有者と借金の担保状況を確かめます。
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問10(IPA)解説で登場
土地の登記記録に関する下表の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる記録事項の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
正解:(ア)土地の所在や地積 (イ)所有権移転登記 (ウ)賃借権設定登記
要点:表題部は現況、甲区は所有権、乙区はそれ以外
登記記録は表題部と権利部に分かれます。表題部には土地の所在・地番・地目・地積といった物理的な現況が記録されます(ア)。権利部の甲区には所有権に関する事項、すなわち所有権保存登記・所有権移転登記・差押えなどが記録されます(イ)。乙区には所有権以外の権利、抵当権・賃借権・地上権などが記録されます(ウ)。したがって(ア)土地の所在や地積、(イ)所有権移転登記、(ウ)賃借権設定登記の組み合わせが正しく、3が正解です。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。