自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)とは?じどうしゃそんがいばいしょうせきにんほけん
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)とは、すべての自動車・原動機付自転車に加入が法律で義務づけられた保険(強制保険)。補償されるのは対人賠償のみで、物損は一切対象外。支払限度額は被害者1名につき死亡3,000万円・後遺障害最高4,000万円・傷害120万円。
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車検のたびに自賠責保険料を払っているのがこれ。歩行者をはねて死亡させると賠償額が1億円を超えることもあり、自賠責の3,000万円ではまったく足りない。だから任意保険の対人賠償を無制限で掛けるのが一般的になっている。
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)は試験でどう引っ掛けられる?
他人の車や建物を壊した損害(物損)は出ない、運転者自身のけがも出ないという2点が頻出。限度額の3つの数字(3,000万・4,000万・120万)は覚えるべき数字で、入れ替えた選択肢が定番。
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)と関連する用語は?
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)が出た過去問は?
出典:令和6年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問10(IPA)
自動車保険の対人賠償保険では、被保険者が被保険自動車を運転中に誤って起こした事故により他人を死傷させ、法律上の損害賠償責任を負った場合、自動車損害賠償責任保険(…
正解:正しい(〇)
要点:対人賠償は自賠責の上限を超えた分を補う
正しい記述です。自賠責保険(全ての車が強制加入)が払うのは被害者のケガ・死亡に対する最低限で、死亡3,000万円・後遺障害最高4,000万円・傷害120万円が上限です。実際の賠償額は数千万円から億単位になることもあり、その上限を超えた部分を埋めるのが任意加入の対人賠償保険です。自賠責が1階、対人賠償が2階という関係になります。なお対人賠償では、本人・配偶者・父母・子への賠償は対象外です。
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問36(IPA)
国内で事業を行う損害保険会社が破綻した場合、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)について、損害保険契約者保護機構による補償割合は( )である。
正解:100%
要点:自賠責と地震保険の補償は100%
保険会社が破綻したとき、損害保険契約者保護機構が契約を肩代わりします。補償割合は保険の種類で異なり、自動車保険や火災保険などの任意保険は破綻後3カ月以内の事故なら100%、それ以降は80%などです。しかし自賠責保険と地震保険だけは例外で、いつでも100%補償されます。法律で加入が義務づけられ、被害者を守るための保険だからです。
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問38(IPA)
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の保険金の支払限度額は、加害車両が1台の場合、被害者1人につき、死亡による損害については( ① )、傷害による損害については…
正解:① 3,000万円 ② 120万円
要点:自賠責は死亡3000万・傷害120万円
自賠責保険は車の持ち主に加入が義務づけられた保険で、支払限度額は被害者1人あたり死亡3,000万円、ケガ120万円、後遺障害は程度に応じて75万円から4,000万円です。「1事故いくら」ではなく「1人につき」なので、被害者が増えれば総額も増えます。ただし他人の物を壊した損害(物損)や自分のケガは対象外なので、任意保険で補う必要があります。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。