無線LANとは?むせんらん
無線LAN(Wi-Fi)は数十メートルほどの範囲を電波でつなぐ構内向けの規格で、アクセスポイントを自分で置き、WPA2・WPA3などの暗号化で通信を守る。モバイル通信は通信事業者の基地局網を使う広域の仕組みで、4G(LTE)から5Gへ世代が進むごとに速度・遅延・同時接続数が改善している。
最終更新:2026-10-09
この語が出る過去問を解く →背景
配線を引かなければ機器を増やせない時代は、机の配置換えのたびに工事が必要だった。電波に置き換えれば移動しながら使えるが、電波は近くにいる誰でも受信できるので、暗号化と認証が使う前の条件になる。構内は自前の無線LAN、外出先は事業者の携帯電話網、と役割が分かれたのは、覆う範囲と費用の違いによる。
具体例
大学構内や駅のWi-Fiはアクセスポイント1台が数十メートルを受け持ち、SSIDを選んで接続する。NTTドコモやKDDIの5Gは、超高速・大容量に加えて遅延の小ささと多数同時接続を特徴とし、IoT機器の大量接続や遠隔医療のような用途が期待されている。
試験での引っ掛け
SSIDの隠蔽やMACアドレスフィルタリングは暗号化ではないので、電波を拾われれば中身は読まれる。2.4GHz帯は電子レンジなどと干渉しやすく、5GHz帯には屋外利用が制限される帯域がある。5Gの特長を「速いこと」だけに絞ると、低遅延と多数同時接続を落として誤答する。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問44(IPA)
公衆無線LANのアクセスポイントを設置するときのセキュリティ対策と効果の組みのうち,適切なものはどれか。
正解:同一のアクセスポイントに無線で接続している端末同士の通信を,アクセスポイントで遮断する。→同一のアクセスポイントに無線で接続している他の端末に,公衆無線LANの利用者がアクセスポイントを経由して無断でアクセスすることを防止する。
要点:公衆無線LANは端末間通信を遮断して利用者同士を守る
公衆無線LANでは不特定多数が同じアクセスポイントを共有するため、利用者同士が互いの端末に到達できてしまう。端末間の通信をアクセスポイントで遮断する設定(プライバシーセパレータ)を入れれば、他人の端末を勝手にのぞく行為を防げる。
出典:令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問37(IPA)
WPA3はどれか。
正解:無線LANのセキュリティ規格
要点:WPA3は無線LAN向けのセキュリティ規格でWPA2の後継
WPA3はWi-Fi Allianceが策定した無線LANの暗号化・認証に関するセキュリティ規格で、WPA2の後継に当たる。個人向けではSAEと呼ばれる鍵交換方式を採用し、簡単なパスワードでも辞書攻撃に強くなるよう改良されている。名称のWPAはWi-Fi Protected Accessの略で、対象はあくまで無線LAN区間の保護である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。