新QC七つ道具とは?しんきゅーしーななつどうぐ
新QC七つ道具とは、意見・要望・課題といった言語データを整理して構造を見つけるための7つの手法の総称。似た内容を寄せて全体像を描く親和図法、原因と結果を矢印でつないで絡み合いをほどく連関図法、目的から手段を段階的に展開する系統図法、2つの軸で対応関係を並べるマトリックス図法などが含まれる。
最終更新:2026-10-09
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品質管理はもともと、寸法や不良件数のような数値を統計的に扱う道具立てで発展してきた。ところが企画や設計の上流では、まだ数えられるものが無く、あるのは関係者の言葉だけである。言葉のままでは人数分の意見が並ぶだけで判断に使えない。そこで、言語データを集めて構造化する手続きを型として用意し、数値化できない段階でも合意形成と方針決めを進められるようにした。
具体例
新製品の企画会議で出た数十個の意見を1枚ずつ付箋に書き、近い内容を寄せて島を作り、島に見出しを付けていくのが親和図法にあたる。売上が伸びない理由のように、要因どうしが互いに影響し合っていて樹形図には収まらない場合は、要因を矢印で結ぶ連関図法を使い、どれが起点になっているかを見つける。
試験での引っ掛け
QC七つ道具との使い分けが問われる。パレート図・ヒストグラム・特性要因図など数値データを扱うのがQC七つ道具、言語データを扱うのが新QC七つ道具である。ただし特性要因図は原因を整理する図でありながらQC七つ道具に属するため、役割の似た連関図法と所属を取り違えやすい点に注意する。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問76(IPA)解説で登場
親和図法を説明したものはどれか。
正解:収集した情報を相互の関連によってグループ化し,解決すべき問題点を明確にする方法である。
要点:親和図法は情報を親和性でまとめ問題点を整理する
親和図法は新QC七つ道具の一つで、断片的な情報や意見をカードに書き出し、内容の近いもの同士を寄せ集めてグループを作り、見出しを付けて問題の構造を浮かび上がらせる方法です。言語データが多く論点が漠然としている段階で、解決すべき課題を絞り込むのに向きます。KJ法とほぼ同じ考え方です。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問76(IPA)
連関図法を説明したものはどれか。
正解:複雑な要因の絡み合う事象について,その事象間の因果関係を明らかにする方法である。
要点:連関図法は絡み合う要因の因果関係を図示する
連関図法は、原因と結果が複雑に絡み合う問題について、要因どうしを矢印で結んで因果関係を図示し、主要因を絞り込む手法である。新QC七つ道具の一つで、原因が一方向に整理できない問題の分析に用いる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。