フィードバック制御とは?ふぃーどばっくせいぎょ
フィードバック制御とは、制御した結果(出力)をセンサーで測り、目標値との差を求めて、その差が小さくなるように操作を調整し続ける制御方式。結果を入力側へ戻す(フィードバックする)輪の形になるので、クローズドループ(閉ループ)制御とも呼ぶ。外からの乱れ(外乱)や予想外れがあっても目標へ近づけられるが、ずれが出てから直すので反応が遅れる。fe では、フィードフォワード制御・シーケンス制御との区別が問われる。差の大きさ(比例)、差のたまり具合(積分)、差の変化の速さ(微分)の3つで操作量を決めるPID制御は、フィードバック制御の代表例。
最終更新:2026-10-10
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決めた操作を一方的に続けるだけでは、負荷が変わると結果がすぐ狂う。18世紀後半、ワットの蒸気機関では、回転が速くなりすぎると回る重りが遠心力で開いて蒸気の量を絞る調速機が使われた。結果を測って操作に戻すこの考え方が、機械を自動で安定させる制御の土台になった。
具体例
エアコンで室温を26度に設定すると、本体の温度センサーが室温を測り続け、28度なら冷房を強め、26度に近づけば弱める。窓を開けて暑い空気が入っても(外乱)、測った室温が上がるので自動で冷房が強まる。
試験での引っ掛け
「外乱を先に測って、出力に影響が出る前に操作する」のはフィードフォワード制御で、フィードバック制御ではない。「あらかじめ決めた順序で各段階を進める」(全自動洗濯機の給水→洗い→すすぎ→脱水)はシーケンス制御。フィードバック制御の決め手は、制御した結果そのものを測って目標値と比べる点。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問3(IPA)
フィードバック制御の説明として、適切なものはどれか。
正解:出力結果と目標値とを比較して、一致するように制御を行う。
要点:フィードバック制御は出力を目標値と比べ偏差を打ち消す閉ループ
フィードバック制御は、制御した結果である出力を測定して目標値と比較し、その差(偏差)を小さくする方向に操作量を決める閉ループ制御である。出力を見て修正するため、外乱や特性変動があっても目標に追従できる。出力を使わない開ループ制御(シーケンス制御やフィードフォワード制御)との対比で覚える。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。