テストカバレッジとは?てすとかばれっじ
テストカバレッジ(網羅率)は、ホワイトボックステスト(プログラムの内部の作りを見ながら行うテスト)で、プログラムのうちテストで実際に通った部分がどれだけあるかを割合で示した指標。何を数えるかで基準が分かれ、試験で問われるのは主に次の3つ:命令網羅(すべての命令を1回以上実行する)、判定条件網羅(分岐網羅。すべての分岐で「真」と「偽」の両方を1回以上通す)、条件網羅(判定の中の個々の条件について真と偽を1回以上とる)。一般に命令網羅より判定条件網羅のほうが厳しく、同じプログラムでも必要なテストケース(テストデータと予想結果の組)の数が増える。
最終更新:2026-10-10
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テストを何件やったかだけでは、プログラムのどこを確かめていないかが分からず、一度も実行されていない処理に誤りが残ったまま出荷されることがあった。実行された命令や分岐を数えて割合にすれば、テストの漏れを目に見える数字で示せ、テストをどこまで続けるかの目安にもできる。
具体例
Python 向けの coverage.py や Java 向けの JaCoCo といった計測ツールは、テストを実行したあと、プログラムの行ごとに「実行された/されなかった」を色分けして示し、全体の網羅率を百分率で表示する。研修の課題で関数のテストを書いたとき、網羅率が80%と出たら、残り20%の行(たとえばエラー時の処理)が一度も試されていないと分かる。
試験での引っ掛け
網羅率が100%でも誤りが無いとは限らない(仕様の読み違いや、そもそも書かれていない処理の漏れは見つからない)。また、網羅率はプログラムの内部を見るホワイトボックステストの指標で、ブラックボックステスト(入力と出力だけで確かめる)の基準ではない。命令網羅100%でも判定条件網羅100%とは限らない、という向きも狙われる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。