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グラフとは?ぐらふ

グラフとは、節点(頂点)と、節点どうしを結ぶ辺の集合で「もの同士の関係」を表すデータ構造。辺に向きがあるものを有向グラフ、向きがないものを無向グラフといい、辺に距離や費用を重みとして付ければ最短経路の計算に使える。閉路(辺をたどって出発点に戻れる輪)を持たず、連結な(どの頂点からどの頂点へも辺をたどって行ける)グラフが木(枝分かれだけでできた構造)であり、木はグラフの特別な場合にあたる。

最終更新:2026-10-09

試験情報

基本情報技術者試験の過去問では9回出題され、ほかに4問の解説で触れられています(2016年度〜2026年度)。

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

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背景

配列やリストは「順番に並んだデータ」を表すのに向くが、駅と路線、作業とその前後関係のように、順番では表せないつながり方が現実には多い。1つの要素が任意の個数の要素とつながる形をそのまま表現するために、点と線という最小限の道具立てで作られたのがグラフである。表現が抽象的なぶん適用範囲が広く、経路探索・工程管理・依存関係の解析が同じ道具で扱える。基本情報では基礎理論のグラフ理論と、アルゴリズム分野の探索の両方から問われる。

具体例

Googleマップの経路検索は、交差点を頂点、道路を辺、所要時間を重みとした重み付きグラフの最短経路問題として解かれている。プロジェクト管理のアローダイアグラムも有向グラフの一種で、作業を矢印(向きのある辺)、作業の区切りとなる結合点を頂点として表す。

試験での引っ掛け

有向か無向か、重みがあるかないかで使えるアルゴリズムが変わる点が問われる。頂点の次数とは、その頂点につながる辺の数のこと。無向グラフでは1本の辺が両端の頂点それぞれの次数に数えられるため、全頂点の次数の合計は辺の数の2倍になる。頂点数nですべての頂点が互いに結ばれた無向グラフの辺の数はn(n-1)/2本で、この2式は暗記しておく。棒グラフ・円グラフの「グラフ」とは別物である。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では9回出題(2016年度〜2026年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 有向か無向か、重みがあるかないかで使えるアルゴリズムが変わる点が問われる。