MR(複合現実)とは?えむあーる
MR(複合現実)とは、現実の空間とコンピュータが作った立体の映像(CG)を重ね合わせ、CGを現実の物と同じ場所に置いたように見せて、手や視線で操作できるようにする技術。正式名称は Mixed Reality(複合現実)。カメラやセンサで周りの壁・床・机の位置を読み取るため、机の上に置いたCGは頭を動かしてもその場にとどまり、回り込めば裏側も見える。VR(Virtual Reality:仮想現実。視界をすべてCGの世界にする)、AR(Augmented Reality:拡張現実。現実の映像に情報を重ねて表示する)と並べて問われる。
最終更新:2026-10-10
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ARは現実に情報を重ねられるが、多くはスマホの画面に文字や絵を浮かべるだけで、現実の物との位置関係までは扱わない。VRは没入できる代わりに、現実が見えなくなる。製造・医療・教育の現場では、実際の作業場所を見ながら、そこに実物大の設計データや手順を置いて操作したいという要望があり、両者の間を埋める技術が求められた。
具体例
マイクロソフトの HoloLens 2(頭に着ける透過型のゴーグル)では、現実の部屋を見たまま、空中に実物大の機械の3Dモデルを置き、手で回したり分解したりできる。Apple Vision Pro も、周りの部屋を映したままアプリの画面や立体の映像を空間に配置する。一方、スマホのカメラ越しにポケモンが現れる Pokémon GO はAR、周りを見えなくしてゲームの世界に入る Meta Quest のVRゲームはVRにあたる。
試験での引っ掛け
3つの区別が問われる。VRは現実を遮断してCGの世界に入る、ARは現実に情報を重ねて表示する、MRは現実の空間を読み取ってCGを現実の物のように置き、操作できる。また fe のシラバスには、同じ「MR」の略で、ファクシミリの画像圧縮方式(Modified READ)も載っている。データ圧縮の話で出たら別物で、資材の所要量を計算するMRPとも無関係。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。