運用オペレーションとは?うんようおぺれーしょん
運用オペレーションとは、システムを安定して動かし続けるために、定められた手順に沿って行う日々の作業。シラバスでは「定められた手順に沿ってシステムの監視・操作・状況連絡を実施すること」とされ、稼働状況やエラーの監視、ジョブ(夜間の集計のように、まとめて自動で実行する処理)の起動・停止、バックアップの取得、異常時の連絡が含まれる。作業は運用手順書に従って行い、行った操作と結果を記録に残す。
最終更新:2026-10-10
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システムは作って終わりではなく、毎日の起動と停止、データの取り込み、バックアップ、異常の見張りといった作業が積み重なって動き続ける。担当者の勘や記憶に任せると、人が替わったときや夜中の障害のときに手順が抜け、事故につながる。そこで作業を手順として定め、誰がやっても同じ結果になる形に整えた。
具体例
ネット通販では、夜間に当日の注文を集計して倉庫へ出荷の指示を送るジョブを、ジョブスケジューラ(決めた時刻・順番で処理を自動で起動するソフト)で動かす。運用担当者は朝、ジョブが正常に終わったかを監視画面で確かめ、異常終了していれば手順書に従って再実行し、結果をサービスデスクへ連絡する。日立製作所の JP1 のような運用管理ソフトや、AIOps(AIで監視データから異常を見つける運用)によって、監視と決まった操作の自動化が進んでいる。
試験での引っ掛け
システム監査の問題では、オペレーション管理の状況のうち、手順書にない操作が記録されないまま行われている、操作した本人以外が確認していない、といった統制の欠けが指摘事項になる。手順どおりに作業し、記録が残り、第三者が確認している状況は指摘事項ではない。経営の文脈で使う「オペレーション」(ベンチマーキングの説明にある「製品、サービス、オペレーション」のような業務の進め方一般)とは意味の広さが違う。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問68(IPA)
企業経営で用いられるベンチマーキングを説明したものはどれか。
正解:競合相手又は先進企業と比較して,自社の製品,サービス,オペレーションなどを定性的・定量的に把握することである。
要点:ベンチマーキングは他社と比較して自社の水準を測る
ベンチマーキングは、競合や優れた実践をしている企業と自社を比較し、製品・サービス・業務の遂行状況を定性的・定量的に把握する手法である。差が生じている理由を分析して、自社の改善目標を設定する足掛かりとする。「比較して現状を測る」ことが核心である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。