内部統制とは?ないぶとうせい
内部統制とは、組織が、業務の有効性・効率性、財務報告の信頼性、法令遵守などの目的を達成するために組織内に整備・運用する体制・仕組み。経営者が主体となって構築・運用する。会社法も、一定の規模以上の会社などに対し、業務の適正を確保するための体制(内部統制システム)の整備を取締役会で決めるよう求めている(内部統制システムの整備義務)。
最終更新:2026-10-09
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不正な会計処理を防ぐために、承認権限を複数人で分担する(1人がすべてを決裁できないようにする)仕組みを社内規程として整備する。
試験での引っ掛け
内部統制は経営者が構築・運用する仕組みそのものであり、それが有効に機能しているかを独立した立場から検証・評価するのがシステム監査という役割の違いに注意。会社法の内部統制システムの整備義務は業務全般の適正を対象とするのに対し、上場企業に財務報告に係る内部統制の評価と監査を求めるのは金融商品取引法(J-SOX)であり、根拠法と対象範囲が異なる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問58(IPA)解説で登場
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問60(IPA)
我が国の証券取引所に上場している企業において,内部統制の整備及び運用に最終的な責任を負っている者は誰か。
正解:経営者
要点:内部統制の整備・運用の最終責任者は経営者
内部統制は、業務の有効性・効率性、財務報告の信頼性、法令遵守、資産の保全を達成するために組織内に整備・運用される仕組みであり、その整備と運用に最終責任を負うのは経営者である。監査役や取締役会はこれを監視・監督する立場にある。
出典・参考
公式シラバスの9 企業と法務 > 4. その他の法律・ガイドライン・技術者倫理 > (3) コンプライアンスに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。