基本情報暗記無料で始める

監査報告書とは?かんさほうこくしょ

監査報告書とは、システム監査の結果として、監査の対象と実施した手続、発見した問題点、評価の結論、改善のための勧告事項をまとめ、依頼者である経営者へ提出する文書。監査人は提出前に報告書の原案について被監査部門と意見交換を行い、記載した事実に誤認がないかを確認する。改善が実行されたかを後で確かめるフォローアップも監査人の責務とされる。

最終更新:2026-10-09

試験情報

基本情報技術者試験の過去問では7回出題され、ほかに1問の解説で触れられています(2017年度〜2025年度)。

基本情報技術者試験の頻出用語/マネジメント系

この語が出る過去問を解く →

背景

監査は資料を見て終わりではなく、経営者が判断して手を打つところまでつながって初めて意味を持つ。そのため結論だけでなく、どんな証拠に基づき何を基準に判断したのかを文書として残す必要がある。口頭の報告では後から検証できず、誰も責任を負えないからである。同時に、事実誤認を含んだまま提出すると報告全体の信頼が崩れるため、提出前に対象部門と事実を突き合わせる手順が組み込まれている。

具体例

アクセス権限管理の監査で、退職者のアカウントが残っていた件数、社内規程の該当条項、不正アクセスにつながるリスク、権限削除を退職手続に組み込むという改善勧告を整理し、経営層へ提出する。後日、勧告どおり運用が変わったかを監査人が確認する。

試験での引っ掛け

被監査部門との意見交換の目的は事実の確認と認識合わせであり、被監査部門の意向で指摘内容を削らせたり和らげたりすることではない。また報告書の提出先は経営者などの依頼者であって、被監査部門ではない。この2点を入れ替えた選択肢がよく出る。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では7回出題(2017年度〜2025年度)
  • 分野:マネジメント系
  • 被監査部門との意見交換の目的は事実の確認と認識合わせであり、被監査部門の意向で指摘内容を削らせたり和らげたりすることではない。