最頻値とは?さいひんち
最頻値とは、データの中で最も多く現れる値のこと(英語でモード)。平均値(合計÷個数)、中央値(小さい順に並べたときの真ん中の値、メジアン)と並ぶ代表値の一つ。度数分布表やヒストグラム(区間ごとの個数を棒で表したグラフ)では、個数が最も多い階級の値が最頻値になる。試験では、同じデータから平均値・中央値・最頻値を計算させ、大小関係を比べる形で問われる。外れ値(ほかから極端に離れた値)が1つ混ざっても、最頻値と中央値はほとんど動かず、平均値だけが大きく引っ張られる。
最終更新:2026-10-10
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平均値は計算しやすい反面、一部の極端な値に引きずられる。所得や貯蓄のように一部の人だけが極端に大きい値を持つデータでは、平均値は「よくいる人」の姿を表さない。そこで、いちばん多い値を示す最頻値や、真ん中の値を示す中央値を併せて見る。右に裾が長い分布(大きい値の側に少数の極端な値がある分布)では、一般に「最頻値 ≦ 中央値 ≦ 平均値」の順に並ぶ。
具体例
総務省統計局の家計調査(二人以上の世帯の貯蓄現在高)では、平均値が約1,900万円なのに対し、中央値は約1,100万円で、最頻値は最も低い「100万円未満」の階級になる。ごく一部の高額な世帯が平均値を押し上げるため、「平均ほど貯めている世帯は少数派」という姿が最頻値と中央値から読み取れる。
試験での引っ掛け
中央値との取り違えが定番。中央値は「並べて真ん中」、最頻値は「いちばん多い」で、データ 1, 2, 2, 3, 10 なら中央値も最頻値も2だが、平均値は3.6になる。また最頻値は1つに決まるとは限らず、同数で最多の値が複数あれば複数になる。「外れ値に強いのは平均値」という選択肢は誤りで、強いのは中央値と最頻値。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問12(IPA)
USB 3.0の説明として,適切なものはどれか。
正解:スーパースピードと呼ばれる5Gビット/秒のデータ転送モードをもつシリアルインタフェースである。
要点:USB 3.0の目玉は5Gビット/秒のスーパースピードモード
USB 3.0では従来の480Mビット/秒に加え、スーパースピードと呼ばれる5Gビット/秒の転送モードが追加された。信号線を増やして全二重通信を可能にした点も特徴である。
出典:令和7年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目B 問6(IPA)
A社は従業員200名の電子機器メーカーである。東京に本社があり、新潟に工場がある。 A社では、ファイルサーバを図1のように運用している。 〔図1 A社のファイル…
正解:a1: 火曜日の正午 / a2: 4.50 / a3: CISO
要点:RPOは遡る時点、RTOは復旧時間。承認者はCISO
RPOが72時間なので、金曜日の正午に障害が起きた場合は少なくともその72時間前、つまり火曜日の正午時点のデータまでは復元できなければならない。木曜日の正午の障害では、土曜日のフルバックアップに加えて火曜日と木曜日の2回分の増分バックアップを適用するため、4時間+0.25時間×2=4.50時間かかる。またICT継続の計画書のような重要文書は、担当者や監査部門ではなく責任者であるCISOが承認する。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。