シリアル伝送とは?しりあるでんそう
シリアル伝送とは、データを1本の信号線(または1組の信号線)で、1ビットずつ順番に送る伝送方式。複数の信号線で何ビットかを同時に送るパラレル伝送と対になる。パラレル伝送は線の数だけ一度に送れるが、速度を上げると線ごとの信号の到着時刻のずれ(スキュー)や線どうしの干渉が問題になる。シリアル伝送はこの問題が起きにくく、1本あたりの速度を大きく上げられるため、現在の高速なインタフェースの多くはシリアル伝送を使う。
最終更新:2026-10-10
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昔は「線を増やすほど速い」と考えられ、プリンタやハードディスクの接続にはパラレル伝送が使われていた。ところが速度を上げるほど、並べた線の信号がそろって届かなくなる。線を減らして1本を高速に動かすほうが有利になり、接続はシリアル伝送へ移っていった。
具体例
USBは名前のとおりシリアル伝送(Universal Serial Bus)で、USB 3.0は規格上5Gビット/秒で転送する(fe-2017h-am-10)。内蔵ストレージの接続も、平たく幅の広いケーブルを使うパラレル方式のIDEから、細いケーブルのシリアル方式のSATAへ置き換わった。
試験での引っ掛け
「1ビットずつ送るシリアル伝送は、同時に送るパラレル伝送より遅い」とは限らない。高速なUSB・SATA・PCI Expressはいずれもシリアル伝送。USBが世代を重ねて速くなってもシリアル伝送である点は変わらず、パラレル接続に切り替わったわけではない。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問10(IPA)解説で登場
USB 3.0の説明として,適切なものはどれか。
正解:スーパースピードと呼ばれる5Gビット/秒のデータ転送モードをもつシリアルインタフェースである。
要点:USB 3.0=スーパースピード5Gビット/秒のシリアル接続
USB 3.0で追加された転送モードがスーパースピードで、規格上の転送速度は5Gビット/秒です。従来のUSB 2.0(ハイスピード480Mビット/秒)と互換性を保ちつつ、専用の信号線を追加して高速化しています。シリアル伝送である点はUSBの世代を通じて共通です。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。