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ネットワークセキュリティとは?ねっとわーくせきゅりてぃ

ネットワークセキュリティとは、組織の内部のネットワーク(社内LANや学内LANなど。イントラネットと呼ぶ)をインターネットにつないだとき、外部の悪意ある利用者から内部のシステムが攻撃されないように行う対策の総称。中心は内部と外部の境目で「通してよい通信だけを通す」守りで、IPアドレスとポート番号(通信の行き先のサービスを示す番号)を見て通信を選ぶファイアウォール(パケットフィルタリング)、外部に公開するサーバだけを置く中間の区画であるDMZ(DeMilitarized Zone:非武装地帯)、Webアプリケーションへの通信の中身を調べて攻撃を止めるWAF(Web Application Firewall)、不正な通信を見つけて知らせるIDS(Intrusion Detection System:侵入検知システム)と、遮断までするIPS(Intrusion Prevention System:侵入防止システム)がある。ほかに、外から安全に内部へ入るためのVPN(インターネット上に暗号化した専用の通り道を作る技術)、持ち込まれたPCを検査してから内部につながせる検疫ネットワーク、これらの機能を1台にまとめたUTM(Unified Threat Management:統合脅威管理)も含まれる。試験では、どの機器をどこに置き、何を止められて何を止められないかが問われる。

最終更新:2026-10-10

試験情報

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:ネットワークセキュリティ対策

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背景

内部のネットワークが外とつながっていなかった頃、相手にするのは建物に入れる人だけだった。インターネットにつなぐと、世界中の誰からでも内部のコンピュータに通信が届きうる。内部の端末を1台ずつすべて固めるのは難しいため、内部と外部の境目に関所を置き、通信をそこで選り分けるという考え方で対策が組み立てられてきた。

具体例

大学の学内ネットワークで考える。学外に公開する大学のWebサーバとメールサーバはDMZに置き、学生の成績を入れたデータベースサーバは内部の区画に置く。インターネットから届いた通信は、次の順に機器を通る。まず、内部と外部の境目にあるファイアウォールが、IPアドレスとポート番号を見て、Webサーバ向けのHTTPS(443番ポート)の通信とメールサーバ宛て(SMTPの25番ポート)の通信だけを通す。インターネットからデータベースサーバへの直接の通信は一切通さない。次に、Webサーバ向けの通信はDMZの負荷分散装置(届いた通信を複数のWebサーバに振り分ける装置)に届き、ここでHTTPSの暗号が解かれる。その後ろ、負荷分散装置とWebサーバの間にWAFを置く。暗号のままでは中身を調べられないため、暗号が解かれた後のこの位置に置く。WAFは、検索欄に紛れ込ませたSQLの命令のような、ファイアウォールが通した443番ポートの通信の中に隠れた攻撃を止める。最後に、WAFを通った通信がWebサーバに届く。教員が自宅から学内のシステムを使うときはVPNでつなぐ。こうしておくと、仮にWebサーバが乗っ取られても、成績のデータベースには直接たどり着けない。

試験での引っ掛け

ファイアウォール(パケットフィルタリング)は、IPアドレスとポート番号を見て通すかどうかを決めるだけなので、許可した443番ポートの通信の中に入ったSQLインジェクションは止められない。通信の中身を見て止めるのはWAFである。また、IDSは不正を検知して管理者に知らせるまでで、通信を遮断するのはIPS。DMZに置くのは外部に公開するサーバであり、顧客情報や成績のデータベースのように外に見せないサーバをDMZに置く選択肢は誤り。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:テクノロジ系
  • ファイアウォール(パケットフィルタリング)は、IPアドレスとポート番号を見て通すかどうかを決めるだけなので、許可した443番ポートの通信の中に入ったSQLインジェクションは止められない。