データベース管理者とは?でーたべーすかんりしゃ
データベース管理者(DBA:DataBase Administrator)は、データベースそのものの設計・構築・運用を技術面から受け持つ役割である。物理的な格納の設計、性能の監視と調整、バックアップと障害時の回復、利用者ごとのアクセス権の設定などを担う。これに対して、組織全体でどんなデータをどう定義し、どう使うかという方針や、データの名前・意味の統一(データ辞書の管理)を決めるのはデータ管理者(DA:Data Administrator)で、業務寄りの役割である。過去問では、ソフトウェアのパッチ(修正プログラム)を当てたときに不具合が起きるリスクを抑える仕組みを監査する問題で、「データベース管理者が任命されていること」が誤りの選択肢として出た。DBAを決めておくのはデータを管理する体制の話であり、パッチのリスクを抑えるのは本稼働前に動作確認を十分に行うことである。
最終更新:2026-10-10
基本情報を最短で暗記・合格する →背景
データベースを複数のシステムや部署が共有するようになると、誰でも好き勝手に表を作り替えたり、バックアップを誰も取っていなかったりする事態が起きる。データを正しく安全に保つ責任を誰が持つのかを決めておく必要があり、技術面の責任者としてデータベース管理者という役割が置かれるようになった。
具体例
ネット通販の会社で、注文データを入れたPostgreSQLのデータベースを担当するDBAは、セール初日に検索が遅くなればインデックス(索引)を見直し、毎晩のバックアップが成功したかを確かめ、アルバイトのアカウントには注文の参照だけを許して更新はさせない、といった設定を行う。Oracle Databaseを使う職場では、DBAを目指す人向けにOracle Masterという資格がある。
試験での引っ掛け
データ管理者(DA)とデータベース管理者(DBA)の役割の入れ替えが狙われる。データの定義・方針・データ辞書の管理など「何のデータをどう使うか」がDA、性能の調整・バックアップ・アクセス権など「データベースをどう動かすか」がDBAである。また、システム管理者(サーバや機器全体の運用担当)とも別の役割として扱われる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。