データディクショナリ(システムカタログ)とは?でーたでぃくしょなりしすてむかたろぐ
データディクショナリ(システムカタログ)とは、DBMS(データベース管理システム)が、表の名前・列・データ型・索引・制約・利用者の権限といったデータベース自身の設計情報(メタデータ)を保存している表の集まり。DBMSはSQLを受け取るたびにここを見て、その表が存在するか、その利用者に権限があるかを確かめる。利用者も普通のSQLで検索でき、影響調査や棚卸しに使う。
最終更新:2026-10-09
基本情報を最短で暗記・合格する →背景
表が100個、列が数千個あるデータベースで「どの表にどの列があるか」を人が別の文書で管理すると、必ず実物とずれる。DBMSが自分の設計情報を自分の表として持てば、CREATE TABLE(表を作るSQLの命令)を実行した瞬間に自動で更新され、常に実物と一致する。基本情報のシラバスでは「データ資源管理」の節で、メタデータを集めて管理する仕組みとして問われる。
具体例
MySQLでは information_schema、PostgreSQLでは pg_catalog という名前で用意されている。授業で作った学生管理DBで「SELECT column_name FROM information_schema.columns WHERE table_name='students'」(列の情報の表から、students表の列名を取り出せ、という意味)と打てば、その表の列一覧が返る。列名を変える前に、どのビュー(表から必要な部分を取り出して見せる仮想の表)がその列を使っているかを探すのにも使う。
試験での引っ掛け
中身はDBMSが自動で維持するもので、利用者がUPDATE文(データを更新するSQLの命令)で直接書き換えてはいけない(更新は、表を作るCREATE・表を変えるALTERなどのDDL(Data Definition Language:データの定義を作る・変えるSQLの命令群)に伴ってDBMSが行う)。また「データ辞書」はデータディクショナリの訳語で、同じものを指す。試験では、データ項目の名前・意味・データ型・桁数などの定義を一か所に集めて管理するもの、として問われ、DBMSが持つシステムカタログはその代表的な形である。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。