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サイバー保険とは?さいばーほけん

サイバー保険とは、サイバー攻撃や情報漏えいで会社に生じた損害を金銭で補償する損害保険。取引先や顧客への損害賠償金のほか、原因を調べる専門会社への調査費用、被害者への通知や問合せ窓口の設置費用、システムの復旧費用、弁護士費用などが対象になる。リスク対応の分類では、リスクを自社で抱えず保険会社へ移す「リスク移転」の代表例として出題される。

最終更新:2026-10-09

試験情報

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

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背景

攻撃を完全に防ぐことは技術的に不可能で、対策を尽くしても被害はゼロにならない。ところが情報漏えいが起きると、賠償や調査、お詫び対応で一度に数千万円規模の費用が発生し、中小企業では資金繰りが行き詰まりかねない。火災に火災保険で備えるのと同じ発想で、防ぎきれない残りのリスクを金銭面で吸収する手段として広まった。試験では「回避・低減・移転・受容」の四分類のどれに当たるかで問われる。

具体例

東京海上日動や損保ジャパンが法人向けにサイバーリスク保険を販売しており、ランサムウェアで受注システムが止まった場合の調査会社への支払い、取引先への通知・お詫びの費用、営業できなかった期間の利益の補てんなどをカバーする。IPAが中小企業向けに用意した「サイバーセキュリティお助け隊サービス」には、監視や駆けつけ対応とセットで簡易なサイバー保険が組み込まれており、日頃の対策と保険が一体で設計されている。

試験での引っ掛け

保険に入れば対策が不要になると読める選択肢は誤り。補償には上限額と免責事項があり、修正プログラムを長期間当てていなかったなど管理の怠りが原因の場合は支払われないことがある。またリスク対応の分類では、保険は被害の発生確率を下げる「低減」ではなく、損害の負担を他者へ移す「移転」に当たる点を取り違えやすい。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:テクノロジ系
  • 保険に入れば対策が不要になると読める選択肢は誤り。