VDI・シンクライアントとは?ぶいでぃーあい・しんくらいあんと
VDI・シンクライアントとは、端末ではなくサーバ側の仮想マシンで一人ひとりのデスクトップを動かし、端末へ渡すのは画面と入力だけにする方式がVDI(仮想デスクトップ基盤)。手元にデータを持たないシンクライアント端末と組み合わせれば、持ち出しによる漏えいの経路を断てるうえ、OS更新やソフト配布もサーバ側の一元管理で済む。
最終更新:2026-10-06
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端末ごとにデータと環境が散らばると、1台の紛失がそのまま漏えいになり、更新も台数ぶん要る。データと計算をサーバへ寄せ、端末を表示装置に近い役割まで削ったのがこの方式である。組込みの受託開発では、顧客の設計情報を社外へ出さない条件が契約に入ることが多く、開発環境そのものをVDIへ置く運用が現実に採られている。
具体例
車載や医療機器の受託開発では、ソースコードと回路図を顧客のVDI内だけで扱い、手元の端末に何も残さない契約になることがある。詰まるのはビルドではなく実機側で、JTAGデバッガや波形観測をVDI越しに扱うと操作の応答遅れが出る。そのため実機に触る工程だけ現地の作業室へ切り出す構成にする。
試験での引っ掛け
端末は安くなる一方でサーバ・ストレージ・帯域への投資が集中するため、総額では高くつく場合がある。朝の一斉ログオンで負荷が集中するブートストームがあるので、容量設計は平均ではなくピークで見積もる。またVDIは画面転送であって、端末側で応答時間が問われる作業まで肩代わりできるわけではない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。