エンベデッドシステムスペシャリスト暗記無料で始める

周期ハンドラとは?しゅうきはんどら

周期ハンドラとは、一定周期で起動されるようRTOSに登録しておく処理。システムクロック割込み(タイムティック)を基準に管理され、制御周期やポーリング周期の生成に使われる。非タスクコンテキストで動くため、待ちを伴うサービスコールは呼べないという制約はハンドラ全般と共通する。

最終更新:2026-10-06

試験情報

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2018年度〜2020年度)。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:周期タスク、periodic handler

この語が出る過去問を解く →

背景

制御ソフトは「一定間隔で測って計算して出力する」という周期構造を持つが、これを自前のループとウェイトで作ると、処理時間の変動がそのまま周期のずれとして蓄積する。RTOSが時間管理を引き受け、周期の起点を固定して呼び出す仕組みにすれば、処理時間が多少ぶれても周期は保たれる。複数の周期を同時に扱う構成でも、起動の管理をRTOSに集約できるため、タスク側は自分の周期だけを見ればよくなる。

具体例

μITRON系RTOSでは、1ミリ秒周期でセンサ値を読み、10ミリ秒周期で制御演算を行うといった多重周期構成を、それぞれ周期ハンドラとして登録して実現する。ハンドラ内ではイベントフラグやセマフォでタスクを起こすにとどめ、演算本体はタスク側に置く。

試験での引っ掛け

ティック周期より細かい周期は作れず、起動タイミングのばらつき(ジッタ)もティック粒度に縛られる。より精密な周期が要るならハードウェアタイマの割込みを直接使うことになる。周期ハンドラは「周期の起点が守られる」だけで、実行時間が長ければ次の起動と重なりうる点も設計上の注意になる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では2回出題(2018年度〜2020年度)
  • 分野:午前II
  • ティック周期より細かい周期は作れず、起動タイミングのばらつき(ジッタ)もティック粒度に縛られる。