エンベデッドシステムスペシャリスト暗記無料で始める

クリティカルセクションとは?くりてぃかるせくしょん

クリティカルセクションとは、共有資源を触るために、同時に1つの実行主体しか入ってはならないコード区間。割込み禁止、スケジューリングロック、ミューテックス、セマフォのいずれかで守るが、どれを選ぶかで守れる相手(割込みかタスクか)と代償(割込み応答の悪化かオーバヘッドか)が変わる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:危険域、臨界区間

エンベデッドSPを最短で暗記・合格する →

背景

読んで書き戻すまでが1命令で終わらない以上、途中で横取りされれば値は壊れる。その不可分性をハードや言語が保証してくれない場所を、設計者が区間として囲って守るという考え方である。組込みでは割込みという横取りが常にあるため、タスク同士だけでなく割込みハンドラとの共有をどう守るかが設計の分かれ目になる。

具体例

16ビットCPUで32ビットのカウンタを更新する処理は、上位と下位の書込みの間に割込まれると値が飛ぶ。Arm Cortex-MならBASEPRIで一定優先度以上だけを止める、あるいはLDREX/STREXで不可分な更新にする、という二通りの守り方が選べる。

試験での引っ掛け

割込み禁止は確実だが、区間の長さがそのまま割込みレイテンシの悪化になるため短く保つのが鉄則。ミューテックスは割込みハンドラからは使えず、ハンドラと共有するならセマフォか割込み禁止になる。守る相手を取り違えると、量産後に稀にしか出ない壊れ方をする。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

エンベデッドSPを最短で暗記・合格する →

試験での特徴
  • 分野:午前II
  • 割込み禁止は確実だが、区間の長さがそのまま割込みレイテンシの悪化になるため短く保つのが鉄則。