導出表とは?どうしゅつひょう
導出表とは、問合せの評価結果として作られる、実データを持たない表。FROM句に置いた副問合せ、ビュー、WITH句の共通表式がこれにあたる。値を格納しているのは基底表(実表)だけで、導出表は参照されるたびに定義から組み立て直される。
最終更新:2026-10-06
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関係モデルは「表を入力に取って表を返す」演算の体系として設計されている。結果がまた表でなければ、その結果をさらに結合したり絞り込んだりできず、演算を重ねられない。導出表という概念は、この閉じた性質を実装側の言葉で言い直したものである。
具体例
FROM (SELECT 店舗コード, SUM(金額) AS 売上 FROM 受注 GROUP BY 店舗コード) AS 集計 と書いたときの括弧の中身。WITH 集計 AS (…) と名前を付ける共通表式も、その問合せの中だけで生きる導出表である。
試験での引っ掛け
ビューと同一視しないこと。ビューは定義がスキーマに残る名前付きの導出表、FROM句の副問合せはその問合せの中だけの使い捨てで、寿命が違う。例外はマテリアライズドビューで、こちらは結果を実体として保持する。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問12(IPA)
導出表に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:ビューは導出表の一つの形態である。
要点:導出表は問合せ結果として得られる表でビューもその一つ
導出表は、問合せの結果として得られる表であり、実際にデータを保持する実表と対比される概念である。ビューは問合せの定義に名前を付けたもので、参照時に評価されて表を導出するため、導出表の一形態といえる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。