差分バックアップ・増分バックアップとは?さぶんばっくあっぷぞうぶんばっくあっぷ
差分バックアップ・増分バックアップとは、フルバックアップの間を、変更のあった部分だけ取ることで埋める方式。差分は毎回フル時点からの変更をまとめて取り、増分は前回の取得時点からの変更だけを取る。差分は復旧が速く取得が重い、増分は取得が軽く復旧の手順が長い、という逆の関係になる。
最終更新:2026-10-06
データベースSPを最短で暗記・合格する →背景
数百GBの本番データベースを毎日フルで取れば、取得中のI/Oが業務時間へ食い込む。かといって週1回では、障害時に最大1週間ぶんの更新が失われる。取得の負荷と失う量の折り合いを付けるため、フルの間を変更分で埋める方式が使われる。DBMSではファイルの複製だけでは足りず、ログの適用まで含めて初めて復旧が成立する点も前提になる。
具体例
日曜にフル、平日に増分という運用なら、金曜の障害復旧はフル1本+増分5本を順に適用する。差分方式ならフル1本+金曜の差分1本で終わるが、週後半ほど差分の容量と取得時間が膨らむ。PostgreSQLはベースバックアップとWALアーカイブでPITRを行い、Oracleはブロック変更追跡を使ったRMANのレベル1増分を取る。
試験での引っ掛け
増分は取得が速く差分は復旧が速い、という向きを逆に覚えやすい。増分は途中の1本が欠けると以降を適用できず、媒体障害への弱さが差分と違う。またDBのファイルを稼働中にそのまま複製しても、書きかけのページが混じって単体では復旧できない。ログを合わせて適用する前提を外すと、取れているつもりの無効なバックアップになる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。