ポイントインタイムリカバリとは?ぽいんといんたいむりかばり
ポイントインタイムリカバリとは、バックアップを復元したうえでログを指定した時刻まで適用し、任意の時点の状態へ戻す回復方式。媒体故障ではなく、誤った一括更新を流したような論理的な障害からの復旧に使う。バックアップ取得以降のログが一本も欠けずに保全されていることが前提になる。
最終更新:2026-10-06
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通常のロールフォワードは、バックアップに残っているログを最後まで適用して障害直前まで戻す。ところが誤った更新そのものがログに記録されているため、最後まで適用すると誤りごと復元されてしまう。かといって当てないとその日の正しい更新まで失う。この対立を「どこまで適用するか」を時刻で指定して調停するのがこの方式で、バックアップ設計とログ保全の設計が一体であることを示す論点として問われる。
具体例
10時5分に誤った一括更新を流したとする。PostgreSQLなら前夜の基本バックアップを別ディレクトリへ展開し、recovery_target_timeに10時4分59秒を指定してアーカイブ済みWALを適用する。MySQLならバックアップを戻したうえで、mysqlbinlogの--stop-datetimeで同じ時刻までを切り出して流し込む。
試験での引っ掛け
指定時刻以降の正常な更新も一緒に消える点を見落としやすく、その分は業務側で再投入が要る。またログが一本でも欠けるとそこから先へ進めないため、バックアップだけ多重化してWALやbinlogを多重化していない運用は目的を果たせない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。