列指向データベースとは?れつしこうデータベース
列指向データベースとは、同じ列の値をまとめて連続配置する格納方式。集計に使う列だけを読めばよいのでI/O量が減り、同種の値が並ぶため圧縮も効きやすい。数億件から数列だけを集計する分析処理に向き、1行を丸ごと読み書きするOLTP向けの行指向とは適用領域が分かれる。
最終更新:2026-10-06
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行単位に格納すると、金額列の合計を出すだけでも各行の全列をページごと読み込むことになる。分析では列数のごく一部しか使わないため、読んだ大半が捨てられる。この無駄を格納順の転置で消したのが列指向で、同時に「同じ列=同じ型・似た値」という性質が圧縮率を押し上げる。行指向と列指向の長所短所は物理設計の要求知識に挙がっている。
具体例
Amazon RedshiftやGoogle BigQueryは列指向で、数億件の売上明細から金額列と日付列だけを読んで期間合計を出す。同じ処理を行指向のRDBMSで行うと、使わない商品名や住所の列までページごと読み込むことになる。
試験での引っ掛け
1行を丸ごと取り出す処理では列の数だけ別々の場所を読むことになり不利。1行単位の更新も各列へ書き分けが要るためOLTPには向かない。「新しいから速い」ではなく、読む列が全体のごく一部という前提が崩れれば利点は消える。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。