文書指向データベースとは?ぶんしょしこうデータベース
文書指向データベースとは、JSONやXMLのように入れ子構造を持つ文書を1件の格納単位として扱い、文書内の項目を条件に検索や索引付けができるデータストア。行と列の枠へ当てはめずに済むため、件ごとに項目構成が違うデータを、事前の列定義なしにそのまま保持できる。NoSQLの代表的な類型の1つ。
最終更新:2026-10-06
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関係モデルは全行が同じ列を持つ前提で作られている。項目が案件ごとに違うデータを無理に当てはめると、大量のNULL列か、汎用の属性名・値の表かのどちらかになり、いずれも検索も保守も苦しくなる。この不一致を、格納単位そのものを文書にすることで解いた。RDBMSとNoSQLの適用範囲を切り分ける判断はシラバスにも明記されている。
具体例
MongoDBでは1件の申込を1つのJSON文書として格納し、案件ごとに現れる項目が違っても事前の列定義なしに追加できる。さらに「申込.保険種別」のような入れ子の項目へ索引を張れるため条件検索も成立する。PostgreSQLもJSONB型で同種の扱いができる。
試験での引っ掛け
キーバリューストアとの分かれ目は値の中身を検索できるかどうかで、KVSはキーでしか引けない。列指向(ワイドカラム型)とも別物で、あちらは列単位の集計に向く。またスキーマ定義が不要であることと、項目構成を設計しなくてよいことは別問題である。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。