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一貫性とは?いっかんせい

一貫性とは、トランザクションの実行前後で、データベースが定義された整合性制約をすべて満たした状態に保たれる性質。ACID特性のC にあたり、担保するのは主キー制約・参照制約・検査制約・トリガなどDBMS側に宣言した条件と、業務ルール上の不変条件である。実行の途中では制約が崩れていてもよく、コミット時点で満たされていればよい点が原子性との分担になる。分散環境で語られるCAP定理の一貫性は「どのノードから読んでも最新値が見える」という別概念であり、同じ語でも指すものが違う。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では7回出題され、ほかに5問の解説で触れられています(2016年度〜2025年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:整合性、Consistency

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背景

業務上の不変条件をアプリケーション側だけで守らせると、画面・バッチ・別システム・手作業の更新と経路が増えた瞬間に、どこか一つでチェックが抜ける。制約をデータ側に宣言してDBMSに強制させるのは、この抜けを一点に集約し、経路が増えても破られない位置に置くための設計判断である。さらにデータを複製して分散させる時代になると、同じ「一貫性」という語で複製間の見え方を指す必要が出てきたため、CAP定理の文脈では別概念として使い分けられるようになった。

具体例

在庫1点の商品に対して2件の購入トランザクションが同時に走っても、在庫数を負にしないという検査制約があれば、後からコミットしようとした側が制約違反で失敗する。アプリケーションのチェック漏れがあってもDBMSが最後の砦になる、という設計判断がここに効く。

試験での引っ掛け

隔離性との切り分けが記述式の頻出。一貫性は「制約を満たしているか」、隔離性は「同時実行が互いに干渉しないか」で、直列化可能性の話は隔離性側である。またACIDの一貫性は単一DB内の制約、CAP定理の一貫性は複製間の見え方で、結果整合性の議論を持ち込むのは後者の文脈に限る。原子性が「全部か無か」を保証するのに対し、一貫性は「その結果が制約に反しないこと」を保証する、と役割で言い分けられるようにしておく。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では7回出題(2016年度〜2025年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 隔離性との切り分けが記述式の頻出。