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推移的関数従属とは?すいいてきかんすうじゅうぞく

推移的関数従属とは、候補キーAに対してA→Bが成り立ち、そのBがキーでも候補キーの一部でもないのにB→Cが成り立つとき、A→Cが間接的に導かれる従属関係。この関係が表に残っていると第3正規形を満たさず、更新時に同じ値を複数行で書き換える必要が生じる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では6問の解説で触れられています(2016年度〜2025年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

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背景

正規化の目的は美しい形を作ることではなく、1つの事実が表の中に1か所だけ書かれている状態を作ることにある。事実が複数行に写っていると、片方だけ更新して矛盾する、その部門の行が全部消えると部門名も消える、といった異常が起きる。間接的な従属を切り出して別表にするのは、この更新時異常を構造で防ぐためである。

具体例

社員表に社員番号・部門コード・部門名を並べると、社員番号→部門コード→部門名という連鎖ができる。部門名の改称が所属人数ぶんの更新になり、その部門の社員が一時的にいなくなると部門名の記録自体が失われる。部門表を分けて社員表には部門コードだけを残せば、部門名の事実は1行だけになり、参照制約で結び直せる。

試験での引っ掛け

第2正規形との切り分けが問われる。部分関数従属(複合キーの一部だけで決まる)を除くのが第2正規形、推移的関数従属を除くのが第3正規形である。またB→Cが成り立っていても、Bが候補キーである場合は推移的従属とは呼ばず、第3正規形を満たしたままになる。正規化すれば常に良いわけでもなく、結合が増えて性能が落ちる場面では意図的に戻す判断もある。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 6問の解説で触れられる(2016年度〜2025年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 第2正規形との切り分けが問われる。