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オブジェクト指向(継承・委譲・多相性)とは?おぶじぇくとしこう

オブジェクト指向(継承・委譲・多相性)とは、データ(属性)と、それを扱う処理(メソッド)を1つのオブジェクトにまとめて組み立てる考え方。既存クラスの定義を引き継ぐのが継承、処理を自分で持たずに別のオブジェクトへ任せるのが委譲、同じ呼出しでも受け手の型によって実際に動く処理が変わるのが多相性(ポリモーフィズム)である。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では6回出題され、ほかに1問の解説で触れられています(2016年度〜2025年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:オブジェクト指向、継承・委譲・多相性、委譲

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背景

手続き中心の作り方では、データが広い範囲から参照でき、どこが書き換えているのかを追い切れなくなる。データと操作を束ねて外から直接触らせない(カプセル化)ことで影響範囲を内側に閉じ、部品として差し替えや再利用ができるようにしたのがこの発想である。多相性は、呼び出す側のコードを変えずに種類を増やせるようにするための仕組みで、機能追加に対して既存コードを触らずに済ませる設計につながる。

具体例

一覧を扱う型をインタフェースとして定め、配列で持つ実装と連結リストで持つ実装を用意すると、呼び出す側はインタフェースとして扱うだけでよく、後から実装を差し替えても影響が出ない。委譲は、あるクラスが内部にそうしたオブジェクトを持ち、要求された処理をそちらへ回す形で、継承より結び付きを緩くできる。

試験での引っ掛け

継承はクラス階層に沿って性質を引き継ぐもの、委譲は別のオブジェクトへ処理そのものを任せるもので、委譲のほうが結合を緩くできる設計手段として問われる。またオーバーロードは引数の型や個数で呼び先が決まる仕組み、オーバーライドは継承先で処理を上書きして実行時に選ばれる仕組みで、多相性を支えるのは後者である。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では6回出題(2016年度〜2025年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 継承はクラス階層に沿って性質を引き継ぐもの、委譲は別のオブジェクトへ処理そのものを任せるもので、委譲のほうが結合を緩くできる設計手段として問われる。