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配列とは?はいれつ

配列とは、同じ型の要素に0や1から始まる連番の添字を与え、連続した記憶領域へ順に並べたデータ構造。添字は単なる名前ではなく位置を表す数値なので、添字どうしの計算によって要素どうしの関係を表現できる。2分木をA[i]の左の子はA[2i]、右の子はA[2i+1]と定めて配列に写したり、2次元の表を行優先の規則で1次元に並べ替えたりできるのはこの性質による。応用情報技術者試験では、この添字計算そのものが午前の出題対象になる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

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背景

記憶装置は番地が一列に並んだものでしかなく、木や行列は人が頭の中で描く形にすぎない。どこかで1本の列へ落とさなければ機械には置けないが、その変換規則を添字の式として決めておけば、ポインタを一切持たずに構造を表現でき、要素の位置は計算だけで求まる。配列が他のデータ構造やデータ記述形式の土台として繰り返し現れるのは、この「形を添字の式に翻訳する」役割を担っているためである。

具体例

A[1]を根、A[i]の左の子をA[2i]、右の子をA[2i+1]と決めて2分木を配列に置くと、A[1]が深さ0、A[2]〜A[3]が深さ1、A[4]〜A[7]が深さ2というように、同じ深さのノードが配列上で連続して並ぶ。だから配列を先頭から順に読む操作は幅優先探索と一致する(平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問5)。JSON(JavaScript Object Notation)も同じ発想で、「名前と値の組の集まり」であるオブジェクトと、「値の順序付きリスト」である配列という二つの構造だけでデータを表す。

試験での引っ掛け

2分木を写した配列を先頭から順に読む操作を、行きがけ順・通りがけ順・帰りがけ順といった深さ優先探索のどれかだと答える誤りが多い。配列の並びは階層順なので正解は幅優先探索である。2次元配列A[i,j](i、jはいずれも0〜99)でi>jとなる要素数を数える問題では、全10,000個から対角の100個を引いてから2で割る必要があり、引き忘れた5,050(i≧jの個数)や、添字を99通りとして計算した4,851が誤答として並ぶ。JSONでは「値の順序付きリスト」が配列、「名前と値の組の集まり」がオブジェクトで、この対応を逆にしない。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:テクノロジ系
  • 2分木を写した配列を先頭から順に読む操作を、行きがけ順・通りがけ順・帰りがけ順といった深さ優先探索のどれかだと答える誤りが多い。