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計算量(オーダー記法)とは?けいさんりょう

計算量(オーダー記法)とは、アルゴリズムの実行時間や必要な記憶容量が、データ件数nの増加に対してどう伸びるかを、増加の勢いだけで表す記法。O(1)・O(log n)・O(n)・O(n log n)・O(n²)といった階級で表し、定数倍と低次の項は無視する。応用情報では代表的な探索・整列アルゴリズムのオーダーに加え、最悪の場合と平均の場合の違い(クイックソートは平均O(n log n)・最悪O(n²))まで問われる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2020年度〜2021年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:O記法、ビッグオー、計算量、オーダー記法、計算量とO記法(オーダ記法)、計算量とO記法

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背景

同じアルゴリズムでも、計算機の速度や実装言語が違えば実測時間は変わる。それでは「どちらの方式を選ぶべきか」を機械や年代をまたいで議論できない。定数倍を切り捨て、件数が増えたときの伸び方だけを取り出せば、環境に依存しない比較ができる——オーダー記法はそのための道具である。件数が10倍・100倍になったとき処理時間が何倍になるか、という形で容量・性能の見積りに直結する。

具体例

線形探索はO(n)、二分探索はO(log n)なので、100万件では比較回数が最大100万回に対して約20回と桁が違う。整列ではバブルソートがO(n²)、クイックソートやマージソートが平均O(n log n)であり、件数が100倍になったときの所要時間の伸びは、前者が約1万倍、後者は約200倍にとどまる。

試験での引っ掛け

オーダーが小さいほうが常に速いとは限らない。定数倍を捨てているため件数が小さいうちは逆転することがあり、実際の整列ライブラリも小さい区間では単純な挿入ソートへ切り替える。またオーダーは最悪・平均・最良で異なり、クイックソートを最悪の場合まで含めて「O(n log n)」と言い切ると誤りになる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では2回出題(2020年度〜2021年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • オーダーが小さいほうが常に速いとは限らない。