応用情報暗記無料で始める

ポインタとは?ぽいんた

ポインタとは、値そのものではなく、値が置かれているメモリ上の位置を保持する変数。連結リストや木では要素どうしのつながりをこれで表すため、途中への挿入や削除が前後のつなぎ替えだけで済み、配列のように後続要素をずらす必要がない。代わりに任意の位置へ添字で直接飛ぶことはできず、先頭から順にたどることになる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では6回出題されています(2016年度〜2022年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

この語が出る過去問を解く →

背景

配列は連続した領域をあらかじめ確保する方式で、大きさが実行中に変わるデータや、途中に頻繁に出入りがあるデータとは相性が悪い。要素を格納する場所を固定せず、位置を指す値だけを持ち回れば、実体をどこに置いてもつながりを維持できる。データ構造の計算量がなぜ配列と違うのかは、この間接参照から説明できる。

具体例

Linuxカーネルはlist_headという構造体を各データに埋め込み、前後へのポインタで双方向循環リストを作っている。要素の外し入れがポインタ2本の書き換えで済むため、割込み処理のような時間の読める処理に向く。Rustは同じ間接参照を保ちながら、解放済み領域を指すポインタの生成をコンパイル時に禁じることで、実行時の不具合を言語仕様の側で潰している。

試験での引っ掛け

つなぎ替えの順序を誤ると、まだ必要な要素へ到達できなくなり領域が回収されないまま残る。配列との比較では、添字による一発アクセスができない点と、位置を保持するぶん記憶領域を余計に使う点が問われる。要素がメモリ上に散らばるためキャッシュが効きにくく、理論上の計算量が同じでも実測で配列に負けることがある点も見落としやすい。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では6回出題(2016年度〜2022年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • つなぎ替えの順序を誤ると、まだ必要な要素へ到達できなくなり領域が回収されないまま残る。