ベン図とは?べんず
ベン図とは、複数の集合の関係を、円の重なりで表した図。重なった部分が両方に属する要素(積集合=AND)、円全体を合わせた範囲がどちらかに属する要素(和集合=OR)に当たり、条件の組み合わせを言葉で読むより早く確かめられる。監視条件や抽出条件の設計・点検で使う。
最終更新:2026-10-06
ITサービスマネージャを最短で暗記・合格する →背景
条件が3つを超えると、「かつ」と「または」と「でない」を頭の中だけで組み合わせるのは現実的でなくなる。図にして領域を塗れば、意図した範囲と実際に指定した範囲がずれているかどうかが目で分かる——条件式の誤りを、動かす前に見つけるための道具である。
具体例
監視のアラート条件を「CPU使用率90%超 かつ 5分継続」と組んだつもりが「または」になっていて夜間に鳴り続ける、という事故は珍しくない。Zabbixのトリガ式や、インシデント記録から「未解決 かつ 重大 かつ 期限超過」の件数を抜くときの条件を、着手前に円で描いて確かめる。
試験での引っ掛け
ANDとORを逆にすると、絞り込むつもりの条件が広げる条件になる——積集合は重なった部分だけ、和集合は両方の合計である。件数で言えば積集合が最も小さくなるはずで、抽出結果が想定より多いときはまずここを疑う。否定が混ざる場合はさらに間違えやすく、「AでないかつBでない」と「AかつBではない」は指す範囲が違う。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。