IoTと組み込みシステムの基礎とは?あいおーてぃーとくみこみしすてむのきそ
IoTと組み込みシステムの基礎とは、センサで物理量を電気信号として取り込み、マイコン上の組み込みソフトウェアが判断し、アクチュエータで物理的な動作に変える機器制御の基本構造である。これらの機器が5G・LPWA・無線LANでネットワークにつながったものがIoTになる。支援士では、更新が難しい機器が長期間ネットワークに露出する特性から、初期パスワード変更、ファームウェア更新、ネットワーク分離の前提知識として問われる。
最終更新:2026-10-06
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組み込み機器は本来、閉じた場所で単機能を果たす設計で、資源も少なく暗号や認証を載せる余地が小さかった。そこへ通信機能が付き、監視カメラや制御機器がインターネットから見える状態になったことで、パソコンと同じ攻撃にさらされながら、パソコンのように更新や監視ができないという矛盾が生じた。IPAの「IoTセキュリティガイドライン」や「つながる世界の開発指針」は、この矛盾に設計段階から対処するために作られた。
具体例
パナソニックのエアコンは、室温センサの値をもとにマイコンがコンプレッサのモータ(アクチュエータ)を制御し、スマートフォンアプリからの操作をクラウド経由で受ける。工場では三菱電機のシーケンサ(PLC)が同じ構造で装置を制御しており、ネットワークにつなぐ際は制御系を情報系から分離するのが定石である。
試験での引っ掛け
センサとアクチュエータは変換の向きが逆で、物理量を電気信号に変えるのがセンサ、電気信号を動きに変えるのがアクチュエータである。A/D変換とD/A変換の向きも同様に取り違えやすい。5Gの特徴のうちIoTに効くのは多数同時接続と低遅延であり、高速大容量が主目的ではない。フィードバック制御(結果を測って直す)とフィードフォワード制御(外乱を先に検知して補正する)の区別も出る。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。