3層スキーマアーキテクチャとデータ独立性とは?さんそうすきーまあーきてくちゃとでーたどくりつせい
3層スキーマアーキテクチャとデータ独立性とは、データベースの構造を、利用者やプログラムから見た部分的な見え方(外部スキーマ)、組織全体で一つに定めた論理構造(概念スキーマ)、記憶装置上の格納方法(内部スキーマ)の3層に分けて定義する考え方である。層の境界を保つことで、下位の変更が上位に波及しないデータ独立性を得る。支援士では、外部スキーマ(ビュー)で利用者ごとに見せる範囲を限定するアクセス制御の土台として問われる。
最終更新:2026-10-06
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プログラムが格納方式まで意識して書かれていた時代は、索引を1つ足すだけで全プログラムの改修が必要だった。ANSI/SPARCが1975年に3層の分離を提唱し、論理設計と物理設計を別々に変更できるようにした。セキュリティの面でも、利用者には外部スキーマしか見せない設計が、必要最小限のデータだけを公開する原則を支える。
具体例
病院の電子カルテで、医師には診療記録全体、会計担当には保険情報だけを見せるビューを外部スキーマとして定義する。OracleやPostgreSQLで表領域を移したり索引を追加しても(内部スキーマの変更)、SQLは変わらないのが物理的データ独立性である。
試験での引っ掛け
物理的データ独立性は内部スキーマと概念スキーマの間、論理的データ独立性は概念スキーマと外部スキーマの間の話で、対応を逆にする選択肢が定番である。またビューは外部スキーマを実現する手段であり概念スキーマそのものではない。更新可能なビューを通せば元の表は書き換わるため、ビューを見せる=読取り専用ではない点も見落としやすい。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。