情報セキュリティの3要素(CIA)とは?じょうほうせきゅりてぃのさんようそ
情報セキュリティの3要素(CIA)とは、機密性(Confidentiality)・完全性(Integrity)・可用性(Availability)という、情報セキュリティが確保すべき性質の基本形。許された者だけが読めること、内容が正しく保たれること、必要なときに使えることを指す。JIS Q 27000ではこれに真正性・責任追跡性・否認防止・信頼性を加えた枠組みも示されている。
最終更新:2026-10-06
情報処理安全確保支援士を最短で暗記・合格する →背景
「情報を守る」という言い方だけでは、暗号化すべきなのかバックアップを取るべきなのかが決まらない。守るべき性質を分けて名前を付けたことで、資産ごとにどれをどこまで確保するかを関係者で合意でき、対策の過不足を言葉で説明できるようになった。支援士では、リスクアセスメントで資産を格付けする軸として、また個々の対策が三つのどれに効いているのかを整理する軸として、試験の全編に顔を出す。
具体例
JIS Q 27001に基づくISMSでは、情報資産台帳に資産ごとの機密性・完全性・可用性の重要度を段階で格付けし、その値からリスクの大きさを算定する。顧客名簿は機密性の重みが大きく、受発注システムは止まると業務が動かないため可用性の重みが大きい、というように軸ごとに評価が変わる。
試験での引っ掛け
三つは同時に高めればよいものではなく、可用性を優先して共有範囲を広げれば機密性が下がるという綱引きの関係にある。完全性は内容が正確で改ざんされていないことであり、秘密が保たれていることではない。真正性(名乗ったとおりの相手か)や否認防止(後から行為を否定できないこと)は三要素の外側に置かれる性質で、CIAに含めると誤りになる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。