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廃棄(システムの廃止)とは?はいき

廃棄(システムの廃止)とは、システムを運用停止・廃止する段階で必要となる統制。利用者への事前通知と関係者への周知、データの移行または安全な消去、記憶媒体・機器の適切な廃棄、関連するアカウントとアクセス権の削除、証明書やDNSレコードの失効までを含む。廃棄しても運用に支障のない状態にしてから、起動不能にする・解体する・取り除く。

最終更新:2026-10-06

試験情報

情報処理安全確保支援士試験の頻出用語/午前II

別名:廃棄、システムの廃止

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背景

新システムへの移行に注力するあまり、旧システムがネットワークに残ったままパッチも当たらず攻撃の入口になる、退役サーバのディスクが中古市場に流れて個人情報が読める、といった事故は廃棄工程の統制不足で起きる。だからライフサイクルの最後の段階を監査対象として明示した。支援士試験では媒体の消去方法(暗号化消去・物理破壊)と証跡の残し方が問われる。

具体例

廃止3か月前に利用部門へ通知し、必要データを新システムへ移行したうえで、記憶媒体を物理破壊して証明書を受領する。NIST SP 800-88は媒体の種類ごとにClear・Purge・Destroyの消去水準を定め、SSDは上書きではなく暗号化消去や破壊を求める。クラウドでは解約時にIAMユーザとAPIキーを削除し、放置サブドメインの乗っ取りを防ぐためDNSレコードも消す。

試験での引っ掛け

廃棄段階は忘れられやすいが、データ消去漏れは重大な情報漏えいにつながり、監査対象として明示的に問われる。「ファイル削除やフォーマット=消去」ではなく、復元不可能な水準(上書き・暗号化消去・物理破壊)と証跡が要る。アカウント削除を忘れると、廃止済みシステムの認証情報が他システムへの侵入に流用される。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:午前II
  • 廃棄段階は忘れられやすいが、データ消去漏れは重大な情報漏えいにつながり、監査対象として明示的に問われる。