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分析的モデリングとは?ぶんせきてきもでりんぐ

分析的モデリングとは、サーバやネットワークの性能を、待ち行列理論などの数式モデルに当てはめて計算で予測する容量・能力管理の手法である。利用率と応答時間の関係を短時間・低コストで見積もれる一方、到着間隔やサービス時間の分布といったモデルの前提が実態から外れると誤差が大きくなる。シミュレーションモデリングや実測との使い分けが問われる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

情報処理安全確保支援士試験の頻出用語/午前II

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背景

セキュリティ製品を通信経路に挟むと遅延が増えるが、導入前に本番と同じ負荷で実機を測るのは費用も時間もかかる。数式で見積もれれば、設計段階のうちに「WAFを1台増やすべきか」を判断できる。容量・能力管理の節で、需要予測に基づいて資源を計画する手段として問われる。

具体例

AWS WAFやApplication Load Balancerの台数を決めるとき、毎秒のリクエスト到着率と1件あたり処理時間から利用率ρを求め、M/M/1モデルの平均応答時間=処理時間÷(1−ρ)で見積もる。ρが0.8を超えると応答時間が急伸するため、そこを閾値にスケールアウトの台数を決めるのが分析的モデリングの使い方である。

試験での引っ掛け

シミュレーションモデリングとの取り違えが定番である。分析的モデリングは式を解いて答えを出すので速く安いが前提に縛られ、シミュレーションはモデルを模擬的に動かして観測するので前提を細かくできるが時間と費用がかかる。実機に負荷ツールで負荷をかけて測るのはベンチマーク(実測)であり、どちらのモデリングでもない。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:午前II
  • シミュレーションモデリングとの取り違えが定番である。