ベースラインモデルとは?べーすらいんもでる
ベースラインモデルとは、いまの構成と負荷条件で測った性能値を、比較の基準として記録したものをいう。以後の測定値をこれと突き合わせて劣化や改善を判定し、将来の資源量を見積もる予測モデルの出発点にする。基準がある状態を先に作っておくことが、容量・能力管理の前提になる。
最終更新:2026-10-06
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「最近遅い」という訴えは、比べる相手が無ければ検証できない。平常時の応答時間と資源使用率を測って残しておけば、変化したのはシステムか利用のされ方かを事実で切り分けられる。セキュリティの異常検知が平常時の通信を基準に置くのと同じ発想で、正常を先に定義しておくからこそ逸脱が判定できるという構造になっている。
具体例
新サービスの稼働直後に、Amazon CloudWatchやZabbixで平常時のCPU使用率・応答時間・同時接続数を1週間ぶん記録して基準にする。3か月後に同じ時間帯の値を取り、CPU使用率が40%から65%へ上がっていれば、利用者増による自然な伸びか、実装変更による劣化かを切り分ける材料になる。
試験での引っ掛け
ベンチマークとは比較の相手が違う。ベースラインは自組織の過去の実測値という時間軸の基準、ベンチマークは他社や業界標準といった外部の基準である。またベースラインは現状の記録であって目標値ではないので、下回ったからSLA違反という話にはならない。構成管理でいう「ベースライン」(承認された構成の基準点)とも別物で、構成を変えたら取り直す。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。