プロジェクトリスクとは?ぷろじぇくとりすく
プロジェクトリスクとは、起きればプロジェクトの目標に影響する、不確実な事象や状態のこと。目標を損なう向きのものを脅威、目標に有利に働く向きのものを好機(オポチュニティ)と呼び、リスクマネジメントは脅威を抑えることと好機を取りにいくことの両方を扱う。すでに起きてしまった事象は不確実性を失っているのでリスクではなく、課題として別に管理する。
最終更新:2026-10-06
情報処理安全確保支援士を最短で暗記・合格する →背景
かつての管理は、悪い事象への備えだけを扱っていた。しかし同じ不確実性でも、前倒しで空いた期間を次の案件に充てられるように、対応の仕方しだいで得になる向きが存在する。備えるだけで取りにいかないと、不確実性への対処が防御一辺倒になって機会を落とす。この非対称を正すため、リスクの定義を両向きに広げた経緯がある。
具体例
「採用したばかりの認証製品の習熟に想定以上の時間がかかり、結合テストが後ろ倒しになる」は脅威、「先行検証が早く終わり、余った期間で次期案件の設計を先に着手できる」は好機にあたる。どちらも発生確率と影響度を見積もり、対応策と担当を決めてリスク登録簿に載せる点は同じ扱いになる。
試験での引っ掛け
リスクを悪い事象だけと覚えていると、好機を含めた定義を問う設問で落ちる。もう一つ、脅威に対する回避・軽減・転嫁・受容と、好機に対する活用・強化・共有・受容が対で並ぶことを押さえておく。転嫁は責任を移すだけで、事象そのものが消えるわけではない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。