オートネゴシエーションとは?おーとねごしえーしょん
オートネゴシエーションとは、リンク確立時に、対向機器と通信速度(10/100/1000Mビット/秒など)と全二重/半二重の組合せを自動的に取り決める機能。FLP(Fast Link Pulse)で互いの対応能力を通知し合い、双方が使える中から優先度の高い組合せを選ぶ。片側だけ固定設定にすると交渉が成立しない。
最終更新:2026-10-06
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10BASE-Tから100BASE-TX、1000BASE-Tと速度が増え、そこへ全二重が加わると、接続のたびに人が両端の設定を合わせる必要が出てくる。機器の台数が増えればこれは現実的でないので、リンクが上がる時点で機器同士に決めさせる仕組みが規格化された。ただし合っていない組合せでも通信できてしまう場合があり、そのことが障害切り分けの定番の起点になっている。
具体例
1000BASE-T対応のNICと100BASE-TXまでのスイッチをつなぐと、共通して使える100Mビット/秒全二重が選ばれる。IEEE 802.3が規定した機能で、両端を自動のままにしておくのが原則であり、片側だけ「1000M全二重」に固定する設計はこの交渉を壊す。
試験での引っ掛け
ピン割当てを自動で入れ替えるAutomatic MDI/MDI-Xとは別機能で、速度・二重方式の整合はオートネゴシエーション、ケーブル種別の吸収はMDI/MDI-X。また片側だけ固定にすると、相手は速度は推定できても二重方式は半二重と判断するため、通信はできるのに衝突と再送が多発するデュプレックスミスマッチになる。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問1(IPA)解説で登場
ネットワーク機器のイーサネットポートがもつ機能である Automatic MDI/MDI-X の説明として、適切なものはどれか。
正解:接続先ポートのピン割当てを自動判別して、ストレートケーブル又はクロスケーブルのいずれでも接続できる機能
要点:MDI/MDI-Xの自動判別はピン割当てを入れ替える機能
Automatic MDI/MDI-Xは、ポートの送信ピンと受信ピンの割当てを相手ポートに合わせて自動的に入れ替える機能である。これにより、機器同士をストレートケーブルでもクロスケーブルでも接続できる。速度や全二重・半二重を合わせるオートネゴシエーションとは別の機能である点に注意したい。
出典:令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問1(IPA)解説で登場
ネットワーク機器のイーサネットポートがもつ機能である Automatic MDI/MDI-X の説明として、適切なものはどれか。
正解:接続先ポートのピン割当てを自動判別して、ストレートケーブル又はクロスケーブルのいずれでも接続できる機能
要点:ケーブルの結線種別を自動で吸収するのがAuto MDI/MDI-X
Automatic MDI/MDI-Xは、イーサネットポートの送信ペアと受信ペアの割当てを相手ポートに合わせて自動的に入れ替える機能である。従来はPC対スイッチならストレート、スイッチ同士ならクロスとケーブルを使い分ける必要があったが、この機能があればどちらのケーブルでもリンクが確立する。速度や全二重/半二重を合わせるオートネゴシエーションとは別の機能である点に注意したい。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。