関係データベースとは?かんけいでーたべーす
関係データベースとは、データを行と列からなる表(関係)の集まりで表し、表どうしを共通する列の値で結び付けるデータベース。選択・射影・結合といった演算の組合せで必要なデータを取り出し、操作にはSQLを使う。MySQLやPostgreSQLをはじめ、現在の主流はこのモデルである。
最終更新:2026-10-07
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階層型や網型のデータベースでは、データ同士がポインタでつながれており、取り出す側があらかじめ決められた経路をたどる必要があった。構造を変えればプログラムも直すことになる。関係モデルは経路を持たず「値が一致するかどうか」だけで結ぶため、後から新しい結び方を問い合わせられ、データとプログラムの独立性が高い。
具体例
社員表(社員番号、氏名、部署コード)と部署表(部署コード、部署名)を部署コードで結合すれば、社員ごとの部署名が得られる。部署名が変わっても直すのは部署表の1行だけで済み、社員表に部署名まで持たせた場合に起きる更新漏れが生じない。
試験での引っ掛け
行を「上から何番目」で指すことはできない。関係モデルは行にも列にも並び順を持たず、1行を特定できるのは主キーの値だけである。まったく同じ値の行が2つ存在しないことも前提に含まれる。表計算ソフトの表と同じ感覚で捉えると、この3点をまとめて落とす。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成30年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問8(IPA)
関係データベースのテーブルにレコードを1件追加したところ、インデックスとして使う、図のB+木のリーフノードCがノードC1とC2に分割された。ノード分割後のB+木…
正解:中間ノードAから、B、C1、C2、Dの4つのリーフノードへポインタが伸びる。リーフノード同士はB↔C1↔C2↔Dの順に双方向リンクでつながる。
要点:B+木の分割後もリーフは同じ深さでキー順にリンクされる
B+木ではすべてのリーフノードが同じ深さに置かれ、リーフは親ノードから直接ポインタで指される。リーフCが分割されてC1とC2になった場合、両方とも親である中間ノードAの直下に並び、キー値の順序どおりに B→C1→C2→D とリーフ同士が順次リンクされる。中間ノードAには空きがあるので木の高さは変わらない。
出典:令和2年度 10月試験 高度試験 午前Ⅰ 問9(IPA)
UMLを用いて表した図のデータモデルから、“部品”表、“納入”表及び“メーカ”表を関係データベース上に定義するときの解釈のうち、適切なものはどれか。
正解:部品番号とメーカ番号の組みを“納入”表の候補キーの一部にできる。
要点:多対多を表す関連クラスは両側の主キーを外部キーとして持つ
“納入”は“部品”と“メーカ”の両方に多対1で結び付く関連クラスなので、“納入”表は部品番号とメーカ番号の双方を外部キーとして持つ。同じ部品を同じメーカから複数回納入しうるので、部品番号とメーカ番号だけでは行を一意に識別できないが、納入日などと組み合わせれば候補キーになる。つまり部品番号とメーカ番号の組みは候補キーの一部として使える。
出典・参考
公式シラバスの1 基礎理論 > 3. 情報に関する理論 > (4) 述語論理に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。