シングルサインオンとは?しんぐるさいんおん
略語の意味
SSO=Single Sign-On
1 回ログインするだけで、つながっている複数のシステムを、ログインし直さずに使える仕組み
- Single
- 1 回の・一つの
- Sign-On
- ログイン
シングルサインオンとは、一度のログイン認証によって、連携する複数のシステムやサービスを個別に再ログインすることなく利用できる仕組み。利用者は複数のID・パスワードを覚えたり入力したりする手間が省け、利便性が向上する。管理側にとっても、アカウント管理や認証ログの一元化ができるほか、退職者のアカウントを一箇所削除すれば全システムへのアクセスを止められるといった利点がある。一方で、認証情報が一つ突破されると連携する全システムに影響が及ぶリスクもある。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
システムごとにIDとパスワードを作ると、利用者は覚えきれず、同じパスワードを使い回したり紙に書いて貼ったりしがちになる。これではかえって漏れやすい。入口を一つにして、認証を一度で済ませる仕組みが求められた。それがシングルサインオンで、覚える数も入力の回数も減らせる。
具体例
社員が社内ポータルに一度ログインすれば、そのままメールシステムや勤怠管理システム、グループウェアにも追加のログインなしでアクセスできる。
試験での引っ掛け
利便性が向上する一方で、認証情報が一つ漏えいすると連携する全システムに被害が及ぶリスクが高まる点とのトレードオフが問われやすい。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問62(IPA)
シングルサインオンの説明として、適切なものはどれか。
正解:利用者が認証を一度受けるだけで、許可されている複数のシステムを利用できることである。
要点:シングルサインオンは一度の認証で複数システムを利用
シングルサインオンは、一度の認証で、連携している複数のシステムやサービスを続けて利用できるようにする仕組みである。利用者はパスワードを何度も入力せずに済み、管理側もIDの管理を一元化できるが、認証情報が漏れたときの影響が大きい点には注意が要る。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問85(IPA)
一度の認証で,許可されている複数のサーバやアプリケーションなどを利用できる仕組みを何というか。
正解:シングルサインオン
要点:シングルサインオンは一度の認証で複数システムを利用
シングルサインオンは、一度の認証手続で、利用を許可された複数のサーバやアプリケーションを追加の認証なしに使えるようにする仕組みである。利用者はパスワードを何度も入力する必要がなくなり、管理側も認証情報を集中管理しやすくなる。ただし認証情報が破られた場合の影響範囲は広くなる。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問58(IPA)解説で登場
システムの利用者認証技術に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:認証のために一度しか使えないパスワードのことをワンタイムパスワードという。
要点:ワンタイムパスワードは使い捨てで再利用を防ぐ認証
ワンタイムパスワードは、一度限り有効な使い捨てのパスワードを用いる方式で、盗み見られても再利用できないため、固定パスワードより安全性が高い。他の選択肢は、シングルサインオン、バイオメトリクス認証、マトリクス認証といった別方式の説明と名称が入れ替わっている。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問93(IPA)
シングルサインオンの説明として、適切なものはどれか。
正解:最初に認証に成功すると、その後は許可された複数のサービスに対して、利用者が都度認証の手続をしなくとも利用できるようにする仕組み
要点:シングルサインオンは一度の認証で複数サービスを利用できる
シングルサインオンは、一度の認証で複数のシステムやサービスを続けて利用できるようにする仕組みで、利用者はサービスごとにIDとパスワードを入力し直す必要がなくなる。利便性が高まる一方、認証情報が漏れたときの影響が広がる点には注意が要る。同時ログインの制限、電子証明書による本人認証、使い捨てパスワードはそれぞれ別の仕組みである。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問91(IPA)
シングルサインオンの特徴として,適切なものはどれか。
正解:利用者は最初に1回だけ認証を受ければ,許可されている複数のサービスを利用できるので,利便性が高い。
要点:シングルサインオンは一度の認証で複数サービスを利用
シングルサインオンは、最初に一度だけ認証を受ければ、以後は許可された複数のシステムやサービスを追加の認証なしに利用できる仕組みである。利用者が覚えるパスワードが減り、ログインの手間も省けるため利便性が高い。一方で認証情報が漏れると影響が広範囲に及ぶため、多要素認証などと組み合わせて守りを固めるのが一般的である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。