コアコンピタンスとは?こあこんぴたんす
コアコンピタンスとは、他社には簡単に模倣できない、企業の中核となる強み・独自の技術やノウハウのこと。長期的な競争優位の源泉となる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
同じような商品を扱う会社が並ぶと、値段や宣伝だけでは差がつかない。あれもこれもと同じ力で手を広げると、どれも中途半端になりやすい。そこで、他社に真似されにくい自社の強みを見極めて力を集め、その強みを軸にいろいろな分野へ広げる、という考え方が重視されるようになった。強みでない部分は外部に任せる。
具体例
精密加工技術に強みを持つ部品メーカーが、その技術を自動車・医療機器など複数の分野に展開して事業を広げるのは、コアコンピタンスを軸にした戦略の典型例。
試験での引っ掛け
単に売上の大きい主力事業や得意分野のことではない。他社が容易に模倣できず、複数の製品分野へ展開できる中核的な能力を指す。組織全体の業務遂行能力を意味するケイパビリティとも区別して覚える。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問22(IPA)
顧客に価値をもたらし,企業にとって競争優位の源泉となる,競合他社には模倣されにくいスキルや技術を指すものはどれか。
正解:コアコンピタンス
要点:コアコンピタンスは模倣されにくい自社の中核能力
コアコンピタンスは、顧客に価値をもたらし、他社が容易に真似できず、複数の事業へ展開できるような自社独自の中核的な能力を指す。単なる強みではなく「模倣困難であること」が競争優位の源泉となる点が重要である。説明責任や企業統治、個人の能力を表す用語とは意味が異なる。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問12(IPA)解説で登場
バリューチェーンの説明として,適切なものはどれか。
正解:企業が提供する製品やサービスの付加価値が事業活動のどの部分で生み出されているかを分析するための考え方である。
要点:バリューチェーンは活動ごとに付加価値の源泉を分析する枠組み
バリューチェーンは、購買・製造・出荷・販売・サービスといった主活動と、それを支える支援活動に事業を分解し、どの活動で付加価値やコストが生じているかを分析する枠組み。強みのある活動と弱い活動を見極めて、競争優位の源泉を特定する目的で使われる。他の選択肢はコアコンピタンス、プロダクトライフサイクル、PPMなど別のフレームワークの説明である。
出典・参考
公式シラバスの2 経営戦略 > 9. 経営戦略手法 > (2) 経営戦略に関する用語に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。