プロダクトライフサイクルとは?ぷろだくとらいふさいくる
プロダクトライフサイクルとは、製品が市場に投入されてから撤退するまでを「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」の4段階で捉える考え方。段階ごとに売上・利益の推移や、有効なマーケティング施策が異なる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
売れる製品でも、売れ方は時間とともに変わる。出したばかりの頃は知られていないから売れず、広く行き渡ったあとは新しく買う人が減って伸び悩む。同じやり方を続けても成果が出ない理由はここにある。そこで製品の一生を段階に区切り、いまどこにいるかを見分けたうえで、広告に力を入れるのか、費用を削るのか、手を引くのかを切り替える考え方が使われるようになった。
具体例
導入期は認知度向上のための広告投資が中心、成長期は販売網の拡大とシェア獲得競争が激化、成熟期は差別化やコスト削減による収益確保、衰退期は撤退や新製品への切り替えを検討する。
試験での引っ掛け
「成長期の特徴」「成熟期の特徴」を問う設問が頻出。成長期は急激な売上拡大と競合の参入増加、成熟期は成長鈍化と価格競争の激化が特徴。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問31(IPA)
プロダクトライフサイクルに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
正解:成長期では、製品の特性を改良し、他社との差別化を図る戦略をとる。
要点:成長期は競合増加に備え製品改良で差別化を図る
プロダクトライフサイクルは、導入期・成長期・成熟期・衰退期に分けて製品の売上や利益の変化と採るべき戦略を考える枠組みである。成長期は需要が急拡大して競合の参入も増えるため、製品の改良や機能追加で他社との差別化を図る戦略が有効となる。導入期は先行投資がかさんでキャッシュフローがマイナスになりやすく、衰退期は投資を抑えて撤退を検討する時期である。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問3(IPA)解説で登場
製品開発のライフサイクルにおいて、技術開発や製品の機能設計、ハードウェア設計、試作、製造準備といった作業工程のうち、同時にできる作業は並行して進め、手戻りや待ち…
要点:工程を同時並行させて開発期間を縮めるのがコンカレントエンジニアリング
設計・試作・製造準備といった本来は直列に並ぶ工程を、可能な範囲で同時並行に進めて開発期間を縮める手法をコンカレントエンジニアリングという。concurrent(同時並行の)という語のとおり、後工程の担当者を早期から巻き込むことで手戻りや待ち時間を減らす狙いがある。製品ライフサイクルが短い分野で、市場投入までの時間短縮に用いられる。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問12(IPA)解説で登場
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。