アウトソーシングとは?
アウトソーシングとは、自社の業務やシステムの運用・開発を、外部の専門業者に委託すること。コア業務に経営資源を集中させ、専門性の高い業務は外部の知見を活用する目的がある。
ITパスポートの過去問では20回出題されています(2009年度〜2025年度)。
あうとそーしんぐ
アウトソーシングの意味
自社の業務やシステムの運用・開発を、外部の専門業者に委託すること。コア業務に経営資源を集中させ、専門性の高い業務は外部の知見を活用する目的がある。
アウトソーシングの具体例
社内システムの保守運用を専門のIT企業に委託し、自社の情報システム部門は企画・戦略業務に集中する。
アウトソーシングは試験でどう引っ掛けられる?
委託するのは業務やシステムの運用であって、経営責任や結果責任まで外部へ移るわけではない。コア業務は自社に残しノンコア業務を出すのが原則。指揮命令が自社に残る人材派遣とも仕組みが違う。
アウトソーシングと関連する用語
アウトソーシングが出た過去問
ファブレスを説明したものはどれか。
正解:自社では工場をもたずに製品の企画を行い、ほかの企業に生産委託する企業形態のこと
要点:ファブレスは工場を持たず企画に集中し製造を外部委託
ファブレスは「fabrication facility(工場)を持たない」という意味の企業形態で、企画・設計やブランド管理に経営資源を集中し、製造は外部の専門企業に委託する。設備投資を抑えられる一方、生産能力は委託先に依存する。半導体設計企業などに多く見られる形態である。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問8(IPA)SaaSを説明したものはどれか。
正解:ソフトウェアの機能を複数の企業にインターネット経由でサービスとして提供し、使用料を課金する。
要点:SaaSはソフトの機能をネット経由で提供し使用料を課金
SaaS(Software as a Service)は、ソフトウェアそのものを売るのではなく、その機能をインターネット経由のサービスとして複数の利用者に提供し、利用量や期間に応じて課金する形態である。利用者は自社でソフトを導入・保守する必要がない。設備の提供はIaaS等のハウジング/ホスティング、業務の請負はアウトソーシング、ダウンロード販売は従来型のライセンス販売にあたる。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問6(IPA)ソフトウェア開発を請負契約で外部委託するときに、発注側が行わなければならないことはどれか。
正解:成果物一覧や納期の提示
要点:請負では発注側は成果物と納期を示し、作業指揮はしない
請負契約は仕事の完成を目的とする契約なので、発注側は「何を、いつまでに納めてもらうか」、すなわち成果物の一覧と納期を明示する必要がある。一方、作業のやり方や要員の配置は受注側が自ら決めるものであり、発注側が作業者の指名や作業指揮に踏み込むと偽装請負とみなされるおそれがある。契約前の作業着手指示も避けるべきである。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問51(IPA)アウトソーシング形態の一つであるオフショアアウトソーシングの事例として、適切なものはどれか。
正解:サービスデスク機能を海外のサービス提供者に委託する。
要点:オフショア=海外の事業者へ業務を委託すること
オフショアアウトソーシングとは、業務を人件費などのコストが低い海外の事業者へ委託することをいう。国内委託と区別する点は「海外へ出す」ことであり、対象業務はシステム開発に限らず、コールセンタやサービスデスクなどの運用業務も含まれる。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問3(IPA)“モノ”の流れに着目して企業の活動を購買、製造、出荷物流、販売などの主活動と、人事管理、技術開発などの支援活動に分けることによって、企業が提供する製品やサービス…
正解:バリューチェーン
要点:主活動と支援活動に分け価値の源泉を探すのがバリューチェーン
バリューチェーンは、企業の活動を購買・製造・出荷物流・販売などの主活動と、人事管理や技術開発などの支援活動に分類し、どの工程で付加価値が生まれているかを分析する枠組みである。設問の説明はこの分類そのものを述べている。工程ごとの価値と費用を見ることで、強化すべき活動や外部委託すべき活動を判断できる。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。