アルゴリズムとは?あるごりずむ
アルゴリズムとは、ある問題を解くための手順を、誰がその通りにたどっても同じ結果になるよう、あいまいさなく定めたもの。同じ問題を解く手順は何通りもあり、どれを選ぶかで処理時間や必要な記憶容量が変わる。流れ図(フローチャート)や、手順を決まった書き方の文章で表す擬似言語で書き表される。
最終更新:2026-10-10
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コンピュータは指示された通りにしか動かず、「適当にやっておいて」が通じない。人間なら文脈で補える曖昧さをすべてつぶし、条件分岐と繰り返しまで書き切った手順が必要になる。さらに扱うデータが増えると手順の善し悪しが処理時間の差になって表れるため、正しく動くこととは別に効率が評価の対象になる。
具体例
表計算ソフトの並べ替えボタンの裏では、決められた並べ替えの手順が動いている。1から100までの合計も、1つずつ足していく手順と、「(1+100)×100÷2」のように最初と最後の数を足して個数を掛け、2で割って一度に求める手順の両方がアルゴリズムであり、後者は件数が増えても計算の手間が変わらない。
試験での引っ掛け
アルゴリズムは手順そのもので、それを特定のプログラミング言語で書き表したものがプログラム。この区別が問われる。また正しい答えが出れば良いとは限らず、データ量が増えたときに現実的な時間で終わるかまでが評価される点も狙われる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問52(IPA)
新たに考案したアルゴリズムを用いた画像処理のプログラミング作業を、外部ベンダに委託することにした。情報の取扱いについて厳格に管理することを促すために契約書に盛り…
正解:秘密保持
要点:委託先への技術情報の管理徹底は契約書の秘密保持条項で担保する
新たに考案したアルゴリズムは公開されると価値を失う重要な技術情報であり、委託先に対しては業務で知り得た情報を外部に漏らさない義務を明確にしておく必要がある。契約書に秘密保持条項(NDA)を設けることで、取扱い範囲・目的外利用の禁止・違反時の措置を定められる。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問42(IPA)解説で登場
ソフトウェア詳細設計の結果、ソフトウェア仕様書を作成した。この結果を受けて開発の次工程を担当する者は誰か。
正解:プログラマ
要点:詳細設計の次はプログラマがコーディングを担う
開発工程は要件定義、外部設計、内部設計、ソフトウェア詳細設計、プログラミングの順に進む。詳細設計でモジュールの内部構造やアルゴリズムまで固めた仕様書は、それを実際のコードに落とし込むプログラマへ引き継がれる。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問53(IPA)
コンピュータを利用するとき、アルゴリズムは重要である。アルゴリズムの説明として、適切なものはどれか。
正解:コンピュータに、ある特定の目的を達成させるための処理手順
要点:アルゴリズムは目的を達成するための明確な処理手順
アルゴリズムとは、ある目的を達成するために定められた、明確で有限な処理の手順のことである。同じ処理でもアルゴリズムの選び方によって効率が大きく変わるため、プログラムを作る前段の設計要素として重要になる。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問76(IPA)解説で登場
正解:WPA2
要点:無線LANの暗号化方式はWPA2
WPA2は無線LANで用いられる暗号化・認証の規格で、強度の高い暗号アルゴリズムを採用し、初期の規格の弱点を改善したものである。無線は電波が届く範囲で傍受され得るため、こうした暗号化の設定が不可欠になる。
出典・参考
公式シラバスの7 基礎理論 > 37. アルゴリズムとプログラミング > (3) 代表的なアルゴリズムに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。