アクティビティ図とは?あくてぃびてぃず
アクティビティ図とは、UML(Unified Modeling Language:システムの設計を図で表すための世界共通の書き方)の図の一つで、処理や業務の流れ(一連の活動と、その途中の分かれ道や同時に進む処理)を表す図。フローチャートに近いが、複数の担当や部品にまたがる処理が同時に進む様子も表現できる。
最終更新:2026-10-10
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業務の流れを文章だけで説明すると、条件による分かれ道や、複数の作業が同時に進む場面で、読む人によって受け取り方が変わる。使う側と作る側でその食い違いを放っておくと、作ったものが業務に合わない。そこで、流れを決まった書き方の図にして、双方で同じものを見て確かめられるようにした。
具体例
「注文受付」から「在庫確認」「出荷」に至る一連の業務処理の流れと、在庫の有無で処理が分岐する様子を図示する。
試験での引っ掛け
フローチャートに似るが、同時に進む処理の分かれと合流や、図を担当者ごとの帯(スイムレーン)に区切って誰の作業かを分けて書ける点が違う。図の中の箱は「活動=処理」であり、箱が「状態」を表す状態遷移図と混同しない。UMLの図である点も押さえる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問11(IPA)解説で登場
業務プロセスのモデルを説明したものはどれか。
正解:システム化の対象となるビジネスの活動やデータの流れを明示したもの
要点:業務プロセスモデルは業務の活動とデータの流れを可視化した図
業務プロセスのモデルとは、対象となる業務の活動(誰が何をするか)とデータの流れを図などで整理し、現状や目指す姿を可視化したものである。DFDやアクティビティ図がその代表で、システム化の前に業務そのものを理解・分析する目的で作られる。プログラム仕様、提案依頼の条件、運用体制の記述はいずれも別の成果物である。
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問15(IPA)
業務プロセスを,例示するUMLのアクティビティ図を使ってモデリングしたとき,表現できるものはどれか。
正解:業務で必要となる人の役割
要点:アクティビティ図のスイムレーンは処理の担当役割を表す
アクティビティ図では、処理の流れを分岐や合流を含めて表し、さらにスイムレーン(パーティション)で区切ることで、それぞれの処理を誰が担当するかを示せます。図が縦方向にXとYで分割されているのは担当者や組織の役割を表現するためで、コストや所要時間、品質指標といった数値属性はこの図の表現対象ではありません。
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問25(IPA)
a~dのうち,業務プロセスの改善に当たり,業務プロセスを表記するために用いられる図表だけを全て挙げたものはどれか。 a DFD b アクティビティ図 c パレー…
正解:a, b
要点:業務の流れを表すのはDFDとアクティビティ図
DFDはデータの流れと処理・データストア(データをためておく場所)の関係を表す図、アクティビティ図は処理の順序や分岐、担当者を表す図で、どちらも業務の流れそのものを表記できます。残る二つは業務プロセスではなく数値データを分析・比較するためのグラフです。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。