RAID0(ストライピング)とは?
RAID0(ストライピング)とは、データを一定サイズのブロックに分けて複数台のディスクへ分散して書き込む方式。読み書きを並行して行えるため性能が上がり、容量も台数分すべて使える。ただし冗長性はまったく無く、1台でも壊れると全データが失われる。
ITパスポートの過去問では7回出題されています(2011年度〜2023年度)。
れいどぜろ
RAID0(ストライピング)の意味
データを一定サイズのブロックに分けて複数台のディスクへ分散して書き込む方式。読み書きを並行して行えるため性能が上がり、容量も台数分すべて使える。ただし冗長性はまったく無く、1台でも壊れると全データが失われる。
RAID0(ストライピング)の具体例
500GBのディスク4台でRAID0を組むと容量は2TB、理論上の転送速度は約4倍になる。動画編集の作業領域のように、速度が欲しく、元データが別に残っている用途で使われる。
RAID0(ストライピング)は試験でどう引っ掛けられる?
RAIDは本来「冗長なディスク配列」だが、RAID0だけは冗長性が無い。むしろ台数が増えるほど故障確率は上がり、4台構成の信頼性は1台のときより低い。「RAIDだから安全」と考えると必ず誤る。
RAID0(ストライピング)と関連する用語
RAID0(ストライピング)が出た過去問
RAID1(ミラーリング)の特徴として,適切なものはどれか。
正解:2台以上のハードディスクに同じデータを書き込むことによって,データの可用性を高める。
要点:RAID1は同じ内容を二重に書いて可用性を高める
RAID1(ミラーリング)は、同じ内容を複数のハードディスクに同時に書き込む方式である。片方のディスクが故障してももう片方で処理を継続できるため可用性が高まるが、同じデータを二重に持つので利用できる容量は全体の半分になる。分割して並列に書くストライピングや、パリティを分散させる方式とは仕組みが異なる。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問82(IPA)複数のハードディスクに同じ内容を書き込み、信頼性を向上させる方式はどれか。
正解:ミラーリング
要点:ミラーリング(RAID1)は同内容を二重書きして信頼性を上げる
ミラーリングは同じ内容を複数のハードディスクへ同時に書き込む方式で、一方が故障してももう一方で処理を続けられるため信頼性が高まる。RAID1に相当する。データを分割して複数台へ分散書込みするストライピング(RAID0)は速度を上げるが、信頼性はむしろ下がる。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問55(IPA)同じ容量の2台のハードディスクを使う記録方式を考える。2台をストライピングする方式と比較して、ミラーリングする方式では、記録できる情報量は何倍になるか。
正解:0.5
要点:ミラーリングの実効容量はストライピングの半分
ストライピング(RAID0)はデータを2台に分散して書くため、利用できる容量は2台分になる。一方ミラーリング(RAID1)は同じ内容を2台に二重書きするので、実際に使える容量は1台分にとどまる。よってミラーリングの記録可能量はストライピングの0.5倍となる。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問73(IPA)a〜cのうち,PCがウイルスに感染しないようにするための対策として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a ソフトウェアに対するセキュリティパッチの適用 …
正解:a, c
要点:感染防止は修正プログラムの適用と利用者教育が基本
ウイルス感染を防ぐには、脆弱性を突かれないよう修正プログラムを速やかに適用することと、不審なメールやファイルを開かないなど利用者の行動を正すための教育が有効である。ストライピングは複数のディスクにデータを分散して書き込み速度を高める技術で、性能向上を狙うものであり、感染防止の効果はない。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問92(IPA)サーバに2台のHDDを接続しているとき,HDDの故障がどちらか片方だけであれば運用が続けられるようにしたい。使用する構成として,適切なものはどれか。
正解:ミラーリング
要点:ミラーリングは同内容を2台に書き片系故障でも継続
同じ内容を2台の装置へ同時に書き込んでおけば、片方が故障してももう片方でそのまま運用を続けられる。この二重化の構成がミラーリング(RAID1に相当)である。ストライピングは分散して速度を高める構成で冗長性がなく、他の選択肢はデータ分析の手法、携帯回線を経由した接続の共有であり、いずれも耐障害性の構成ではない。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問94(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。