MIMEとContent-Typeとは?
MIMEとContent-Typeとは、データの種類を type/subtype の形(例:text/html、application/json、image/png)で表す仕組み。元は電子メールで非ASCIIデータを送るための拡張だが、現在はHTTPのContent-Typeヘッダとしてボディの解釈方法を受信側へ伝える役割が中心になっている。
ITパスポートの過去問では9回出題されています(2010年度〜2021年度)。
まいむとこんてんつたいぷ
MIMEとContent-Typeの意味
データの種類を type/subtype の形(例:text/html、application/json、image/png)で表す仕組み。元は電子メールで非ASCIIデータを送るための拡張だが、現在はHTTPのContent-Typeヘッダとしてボディの解釈方法を受信側へ伝える役割が中心になっている。
MIMEとContent-Typeの具体例
Web APIがJSONを返すとき Content-Type: application/json; charset=UTF-8 を付ける。ファイルアップロードでは multipart/form-data で複数パートを境界文字列で区切る。メール添付はBase64で符号化し、Content-Transfer-Encodingで符号化方式を示す。
MIMEとContent-Typeは試験でどう引っ掛けられる?
MIMEタイプは拡張子から機械的に決まるものではなく、送信側の申告にすぎない。アップロードされたファイルの安全性をContent-Typeだけで判断すると偽装を許す。ブラウザのMIMEスニッフィング対策も別途必要になる。
MIMEとContent-Typeと関連する用語
MIMEとContent-Typeが出た過去問
電子メールで使用されるMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:画像ファイルなどの添付ファイルを電子メールで送る方法
要点:MIMEはメールで画像など多様なデータを扱う拡張
MIMEは、本来テキストしか扱えなかった電子メールで、画像や音声などのバイナリデータや各種文字コードを送れるようにする拡張仕様である。データを文字列に変換して本文に埋め込み、種類を示す情報を付けて送る仕組みになっている。暗号化や受信プロトコルは、それぞれ別の規格が担う。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問58(IPA)AさんがBさんに暗号化メールを送信したい。S/MIME(Secure/Multipurpose Internet Mail Extensions)を利用して暗号…
正解:Bさんはあらかじめ、自身の公開鍵証明書の発行を受けておく必要があるが、Aさんはその必要はない。
要点:暗号化は受信者の公開鍵で行う。署名を付けるときは送信者にも証明書が要る
S/MIMEでは、送信者は受信者の公開鍵でメールを暗号化し、受信者が自分の秘密鍵で復号する。したがって暗号化して送るだけであれば、必要なのは受信者側の公開鍵証明書であり、送信者が自分の証明書を持っている必要はない。なお送信者が電子署名も付ける場合には、送信者側にも証明書が必要になる。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問56(IPA)AさんがBさんに署名付きメールを送信したい。S/MIME(Secure/Multipurpose Internet Mail Extensions)を利用して署…
正解:Aさんはあらかじめ、自身の公開鍵証明書の発行を受けておく必要があるが、Bさんはその必要はない。
要点:署名は送信者の秘密鍵で生成し、受信者は公開鍵で検証する
デジタル署名は送信者が自分の秘密鍵で生成し、受信者は送信者の公開鍵(公開鍵証明書)で検証する。したがって署名を付けて送る側であるAさんは自分の公開鍵証明書を用意しておく必要があるが、検証するだけのBさんは自身の証明書を持つ必要がない。S/MIMEはメールソフト側の機能であり、特定のISPに属していることや、ISPの対応は条件にならない。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問60(IPA)送信する電子メールの本文と添付ファイルを暗号化し、宛先に指定した受信者だけが内容を読むことができるようにしたい。このとき使用する技術として、最も適切なものはどれ…
正解:S/MIME
要点:メール本文と添付の暗号化はS/MIME
S/MIMEは、電子メールの本文や添付ファイルを公開鍵暗号方式で暗号化し、あわせてデジタル署名も付けられる規格である。受信者の公開鍵で暗号化するため、対応する秘密鍵を持つ本人だけが復号できる。APOPは受信時の認証、IMAPはサーバ上のメールを扱う受信プロトコル、SSLは通信経路の保護であり、メール本文そのものを宛先限定で守るものではない。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問79(IPA)電子メールに関する説明のうち,適切なものはどれか。
正解:IMAP4は,メールサーバ上で管理されている電子メールを閲覧するためのプロトコルであり,PCとスマートフォンなど複数の端末で一つのメールアカウントを使用する場合は便利である。
要点:IMAP4はサーバ保存型の受信、POP3は取り込み型
IMAP4はメールをサーバ上に置いたまま閲覧・管理する受信プロトコルで、既読状態やフォルダ構成もサーバ側で保持される。そのためPCとスマートフォンなど複数の端末から同じアカウントを扱う用途に向く。POP3は受信、SMTPは送信のプロトコルで、MIMEはテキスト以外のデータを扱うための仕組みである。
出典:平成28年度 秋期 ITパスポート試験 問85(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。